ソニーフィナンシャルグループだからできること ソニー生命のライフプランナーが選ばれる理由

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2021年7月、「NTT コム オンライン NPS®ベンチマーク調査 2021」の「生命保険部門」「生命保険部門 請求体験調査」の2部門において、ソニー生命が第 1 位となったと発表された。一方、この1月、2022年 オリコン顧客満足度®調査の火災保険分野で1位にランキングされたのはソニー損保だ。そればかりではない。ソニー銀行も住宅ローンで11年にわたり顧客満足度1位の座を守り続けている。これら、ソニー生命、ソニー損保、ソニー銀行のほか、介護事業を展開するソニー・ライフケアなどから構成され、ソニーグループにおけるコア事業の一つを担うのがソニーフィナンシャルグループだ。

ソニー生命、ソニー損保、ソニー銀行の存在感が高まる

ソニーフィナンシャルグループが顧客から獲得している高い支持は、数字にも反映されている。2021年3月期決算(2021年5月現在)の数字を見てみよう。まず、歴史や規模においてグループの中核となるソニー生命。1979年の設立以来、積み上げてきた保有契約高は約53兆6109億円、保有契約件数は837万件に達している。そして、ダイレクト保険のリーディングカンパニーであるソニー損保の正味収入保険料は前期比102億円増の1296億円に。さらに、ネット銀行として利便性の高いサービスを提供するソニー銀行の預金残高は2兆8393億円、口座数は158万口座と右肩上がりに増加。預金残高のうち、4850億円が外貨預金となっている。

なぜ、ソニーフィナンシャルグループは顧客に選ばれ続けることができるのか。その理由の一つは、対面モデルとネットモデルのそれぞれに強みを持つ各社の事業と、加速するグループシナジーにある。ソニー損保・タイアップマーケティング部の二階堂晃氏はダイレクトモデルならではのコストメリットを強調したうえで、自動車保険の「事故対応について高い評価をいただいています」と続ける。事故時の対応にこそ、損害保険の真価が問われるともいえるだろう。また、火災保険については「お客さまの状況に合わせて、必要な補償内容を自由に選べるため、合理的な価格でご提供することができます」と語る。

ソニー損害保険株式会社
タイアップマーケティング部
二階堂 晃氏

ソニー銀行・ローン営業部の石井貴子氏は、ソニー銀行ではサービスや商品を設計する際、顧客個人の利便性を一番に考えているという。例えば、Sony Bank WALLETもその一つ。「円を含む11通貨の預金口座を1枚のカードに紐付けることができるSony Bank WALLETは、海外でも日本で貯めた外貨を現金同様に使っていただけます」(石井氏)。もちろん、住宅ローンも例外ではない。メールで案内し手続きを行う、電子契約の仕組みを整え「お申込からご融資までのスピードの速さに、本当に感動したというお声をいただきました」とほほ笑む。

ソニー銀行株式会社
ローン営業部
石井 貴子氏

ライフプランナーが提供するワンストップサービスとは

そして、対面モデルでのコンサルティングに強みを持つのがソニー生命だ。保険・金融のプロフェッショナルであるライフプランナーが顧客との対話を重ね、一人ひとりのライフプランに適した保障を提案するのが、ソニー生命の流儀。その丁寧なプロセスとオーダーメイドでつくりあげた保障内容への納得感が、高い顧客満足度につながっているのだろう。しかも、ライフプランナーが対応できる相談の幅も広がっている。

ソニー生命保険株式会社
ライフプランナー
竹本 英和氏

ライフプランナーは生命保険に加え、ソニー損保の自動車保険や火災保険、ソニー銀行の住宅ローンなど、グループ各社のサービスをワンストップで提供することが可能。ソニー生命のライフプランナー竹本英和氏は、顧客からお金についての相談を受ける際、トータルで提案できる重要性を強調する。例えば、ライフプランを考える際、契約時のままで見直しをしていない住宅ローンの借換や、リスクに見合った自動車保険の提案は、顧客のメリットにもつながる。「この人に相談すれば、全部答えてくれる存在であるべきだと思います」と竹本氏は語る。

実際、竹本氏が担当している顧客からは「何を聞いても全部返ってくる」とのコメントが寄せられている。その顧客と竹本氏が知り合うきっかけは学資保険の相談だった。なぜ学資保険に興味を持ったのか。商品を説明するのではなく、対話はライフプランニングに広がっていく。これからの人生で必要となる資金や収入の見込みなどを具体的な数値とグラフで提示され「もっと、いろんなことを相談しようと思った」と振り返る。

自動車保険を見直すタイミングでも相談をもちかけ「一人の担当者で、生命保険も損害保険も完結できることがよかった」と話す。その対応の信頼感から、親族にも竹本氏を紹介したという。

ワンストップで生命保険、損害保険、銀行のサービスを提案できるソニー生命のライフプランナーは、ソニーフィナンシャルグループのシナジーを具現化する存在ともいえるだろう。最前線で顧客と寄り添う竹本氏も「もうこの仕事は辞められないですね。はまりましたね」と口にする。ソニーフィナンシャルグループのコアとして、重要な役割を期待されているソニー生命のライフプランナー。その機能をより進化させていくのが、ソニーグループの技術と創造力だ。

進化を続けるライフプランナーのコンサルティング力

挑戦は始まっている。ソニーグループ・R&Dセンター Tokyo Laboratory 15担当部長の大輪卓之氏は、オンラインでのコミュニケーションにフォーカスした技術開発に取り組んでいる。その一つが、画面越しであってもライフプランナーが顧客の反応を精緻に把握することができるセンシング技術の応用。「リアルの対面と比べて、オンラインだとお客さまの反応がわかりにくいといったライフプランナーからの課題に応えるものです」と大輪氏。課題解決の対象は、オンライン面談時に限らず、面談前後のライフプランナー支援にまで広がっているという。「テクノロジーを活用することで、ライフプランナーの能力がいかんなく発揮され、最終的には、お客さまの不安を取り除いたり、お客さまが夢を実現するといったことにつながってくれれば」と大輪氏は、その先を見据えている。

ソニーグループ株式会社
R&Dセンター Tokyo Laboratory 15担当部長
大輪 卓之氏
ソニーグループ株式会社
クリエイティブセンター スタジオ5
クリエイティブディレクター
前坂 大吾氏

ソニーグループ・クリエイティブセンター スタジオ5のクリエイティブディレクター 前坂大吾氏は「ブランディングとお客さまの体験価値向上に貢献するために協業が進んでいる」と語る。コーポレートビジョンのビジュアライズ化や保険商品のブランディングからライフプランナーがオンラインの面談時に使用するアプリケーションのUIデザインまでと対象は幅広い。クリエイティブセンターの強みは、同じソニーグループの一員として、商品やサービスのコンセプトづくりといった上流の部分から参画できることだ。歴史的にエレクトロニクス領域で活躍してきたクリエイティブセンターでは、クリエイティブファイナンスというキーワードをつくり、ソニーフィナンシャルグループとともにクリエイティブな金融事業を目指している。

ソニー生命保険株式会社
執行役員 営業統轄本部 グループ事業推進 専管
鈴木 尊博氏

「ソニーフィナンシャルグループ、ソニーグループとのコラボレーションが加速していることを日々感じています」と語るのは、ソニー生命・執行役員でグループ事業推進 専管の鈴木尊博氏だ。グループ連携の当事者として「際立つ個性と強みを持つ金融グループの商品も扱えてソニーグループからも大きな後押しがある。これは同業他社や他のグループにはない大きなアドバンテージである」と強調する。ソニーフィナンシャルグループの経営方針においても、ライフプランナーは、生命、損保、銀行の、主要事業3社を束ねる戦略プラットフォームに位置付けられている。

最後に鈴木氏は「ライフプランナーの価値をより多くのお客さまにお届けしていきたい」とインタビューを締めくくった。

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