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FRB中銀デジタル通貨創設是非巡る討議資料公表 デジタル資産取り組む上で資料発表は重要節目

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米連邦準備制度理事会(FRB)は20日、米国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)創設の是非を巡る討議資料を発表した。CBDC創設の検討で重要な一歩となる。民間の暗号資産(仮想通貨)の急成長や、開発で先行する中国などの動向に対処する上で、ドルの優位を確保するのに役立つとする動きだ。

CBDC創設には議会の立法化による法的な認可が理想的

FRBはCBDC発行が賢明であるかどうか確固たる判断を下しておらず、いずれにしてもホワイトハウスや議会の支持がないままプロセスを進める意図はないと表明しており、近いうちに発行される可能性はまずない。しかし、FRBがデジタル資産への取り組み強化を目指す上で、今回の資料発表は最も重要な節目と言える。

ワシントンのFRB本部Photographer: Samuel Corum/Bloomberg

発行の場合の意義付けについてFRBは、「CBDCの導入は米国の通貨における極めて重要なイノベーションを意味するだろう」と討議資料で指摘した。この資料の内容に関して5月20日までの意見公募期間を設けており、CBDC創設には議会の立法化による法的な認可が理想的だと説明している。

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【CBDC創設のプラス面とマイナス面】

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