服がダサい男は「胸部」の盛り方をわかっていない アメコミのヒーローに学ぶ「絶対領域」の見せ方
逆三角形を叶えるために、最も重要になるのが「絶対領域」の演出です。
男性には、相手に信頼感や頼もしさを感じさせ、セクシーに見せることができる、「絶対領域」が存在します。ここをいかにして盛るか。それが女性にも男性にもモテる着こなしのコツです。
具体的には、首の下から、肋骨まで、肩を含めた胸部のこと。アメフトの選手をイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。ショルダーパッドという、肩から胸までをプロテクトする防具の位置が、まさに絶対領域です。
スーパーマンも、バットマンも、アイアンマンも、みんなここが厚いですよね。この絶対領域に厚みを出す=盛ると、相手に信頼感と包容力を感じさせることができ、男らしく見せることができるのです。
絶対領域を盛ると、逆に気になるお腹周りには目が行かなくなり自然と体型カバーにもなります。スーツスタイルなら、ネクタイ、ベスト、ネクタイピン、ポケットチーフが優秀な胸板形成アイテム。
胸元をちょっと立体的にするだけで、絶対領域に厚みが生まれ、全体の印象がかなり変わります。大切な顧客との会合や、絶対に決めたいプレゼンなど、ここぞというときに特におすすめです。
逆三角形を作るためのもう1つのポイントは、つま先にかけて足先のシルエットを絞ること。ここで役立つのが、テーパードパンツです。絶対領域を引き立たせ、逆三角形シルエットを作るためにも、ボトムスはテーパード型に。これだけで全身のシルエットは完成したも同然です。
「絶対領域を盛る」と「足先のシルエットを絞る」。この2つを押さえれば簡単に、パーフェクトな逆三角形シルエットを作ることが可能です。
カジュアルスタイルで「絶対領域」を作るには
カジュアルスタイルのときにも絶対領域を盛るのはいいことずくめ! 誠実な印象を作れるだけでなく、小顔や脚長効果といったスタイルアップも狙えます。キメすぎず、かといってだらしなく見えない、洗練された大人の“こなれた印象”を作れます。
カジュアルスタイルでは、スーツスタイルのようにネクタイやポケットチーフで胸板を盛ることはできませんよね。その代わりに注目してほしいのが「襟」です。襟まわりを盛ると、相手の目線が引き上げられ、肩幅や胸板が強く印象づけられるので、絶対領域部分にボリュームを感じてもらえます。
すると、スーツスタイルのときと同様の頼もしい印象になり、さらに小顔にも見えます。ボトムスにテーパードパンツなどスッキリしたシルエットのアイテムを合わせれば、さらに目線が上に引き上げられるので、逆三角形シルエットの完成! おまけに脚長効果も狙えます。
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