「DX(デジタルトランスフォーメーション)元年」
2021年はゼネコン・建設業界にとって節目の年になると、多くの関係者が見ている。
ゼネコン・建設業界は4~5層もの多重下請け構造の中で46万社がひしめき、およそ60兆円の建設投資市場を奪い合っている。電子商取引の標準規約は制定されているが、建設業者の多くは中小・零細企業で、紙や電話が中心のアナログ的な作業がまだ数多く残っている。
枚挙にいとまがない「アナログ事例」
「工事代金の請求は手書きの伝票で送られてくる。これをマンパワーでパソコンに入力して、納品チェックをして精算する」。準大手ゼネコンの幹部は業界全体のデジタル化が遅れていることをため息交じりに話す。
この記事は有料会員限定です
残り 254文字
