強い営業組織をつくるオンライン商談システム 「営業が訪問しない時代」だからこそ差が出る

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商談を自動でテキスト化、後から検索も可能な財産に

在宅勤務が増えて、各人でオンライン商談をするケースばかりになると、人材の育成面で不安を感じる企業もあるかもしれない。対面営業であれば、OJTなどで上司や先輩の営業スキルを後輩や新人へと伝承できるが、リモートでは営業活動がブラックボックス化しがちだ。

「『ベルフェイス』ならその課題は、むしろよい方向へと解決できます。それどころか、今までより効率よく人材を育成し、新人のみならず全営業担当者のレベルを高めることが期待できるでしょう」と西山氏は自信をのぞかせる。

それを可能にするのが「レコログ」と呼ばれる「ベルフェイス」の録画・録音機能だ。驚くべきことに「レコログ」は単なる動画記録にとどまらず、すべて自動的に文字に起こし、データベースとして構築できるという。

商談内容を録画録音するだけでなく、自動でテキスト化、笑っているシーンの抽出など、チームで共有できるビジネスの財産となる

「『ベルフェイス』には、当社独自のAI(人工知能)を利用した音声テキスト化エンジンが搭載されています。日本での営業シーンに徹底的に特化したエンジンなので、誤変換の確率が非常に低く、品質には絶対の自信があります」(西山氏)

実際の商談の際の営業担当者、お客様のトークをすべてテキストという形で残せて、商品名や「見積もり、契約、値引き」など、特定の用語で検索することができれば、撮りっぱなしになりがちな動画と違い活用の幅が広がる。さらにプレゼンテーションに用いた図版や写真、動画なども画像解析をして抽出できるだけでなく、相手が笑っているシーンなども、笑顔マーク表示により一目でわかるというから驚く。

テキストで残せるので、キーワード検索も可能なアーカイブが、使うほどに増えていく

マネジメントに携わる人間であれば、これがいかに営業上の財産となるかは想像できるだろう。例えば全案件の中から受注が決まった商談、失注した商談などをテキスト分析することにより、成功に結び付く商談のノウハウを社内に蓄積でき、教育素材として共有できるのだ。OJTだと一緒に連れていける新人の数は限られるし、その年だけのことだが、これなら育成の時間も場所も選ばない。新人に限らず中堅の営業担当者にとっても、トップセールスの動画や、笑顔マークの多い盛り上がる営業トークは勉強になるはずだ。実際、西山氏は次のように打ち明ける。

「誰がどの動画を視聴しているかも把握できるのですが、伸びている人材は、他者の成功例だけでなく自身の動画もよく見返していることがわかってきました。客観的に自分の営業を見つめ直し反省改善することで、より成長しているのです。こういったことは対面営業の時代には不可能でした」

「ベルフェイス」は、もはやオンライン商談ツールという域を超え、質の高い営業の仕組みを実現する人材育成ソリューションといってもいいだろう。これからの企業の人材教育、働き方のあり方も大きく変革しそうだ。

フィードバックを受けて、チームの若手育成、トップ営業のノウハウ共有などに活用

「優れたオンライン商談は対面営業の代替品ではなく、むしろ対面営業よりも、業務を効率化し価値を生み出せるものになります。『ベルフェイス』がその実現をお手伝いします」と西山氏は力を込める。

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