フューチャーセッション
「レジリエンスの未来」 対話により「これからの日本の地震対策の姿」を創造していく
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さまざまなアイデアが誕生
アクションの継続を

1.「いちばん失いたくないもの・困るもの」を付箋に書いて、テーブルごとに話し合った
2. グループ対話スタート。レジリエンスアイデアについて熱心に語り、大いに盛り上がった
3. 自分の取り組みたいアイデアを紙に書き、参加者同士が見せ合ってチームを結成
4. チームごとに分かれ、実現したいレジリエンスアイデアを紙にまとめていく。各自が主体的に取り組むことで、アイデアがカタチになる

対話では、まず「個」としての自分がどんなレジリエンスを発揮できるのか、を全員で考えた。相互に初対面のグループに分かれて「自分自身にとって、これからどんなレジリエンスアイデアが必要か」を、リスクと貢献の視点から語り合った。次いで、各自が取り組みたいアイデアを紙に書いてまとめ、この紙を参加者全員が見せ合い、一緒に取り組みたい仲間同士でチームを編成。3年後の2017年に実現したいレジリエンスアイデアの概要、実現に向けたロードマップ、実現に必要なパートナーを検討した。

最後に、チームごとにアイデア発表。各90秒という短い時間で全員が発言。始終和やかな雰囲気の中、盛況のうちにセッションが終了した

最後に、19チームがアイデアをプレゼンテーション。レジリエンス・マンションネットワーク▽地域をつなぐ関係づくりのイノベーション▽災害時に大切な情報を正しく伝えるネットワークの整備▽企業と地域がリンクした地震対策▽民間主導の備蓄ネットワーク▽大学・地域・企業の連携ネットワーク▽レジリエンス・ブートキャンプ▽おせっかいな人の育成▽地域の防災減災運動会▽避難訓練を組織単位からエリア単位に▽情報ネットワークの強靭化▽災害時の意思決定手段▽在住外国人が正確な情報を得られる仕組み▽防災姉妹都市▽街の勇者クエスト▽有事のための地域マップ▽防災訓練甲子園▽災害時の病院等への優先配電▽災害時サバイバル教育―合わせて19のプロジェクトアイデアが提案された。参加者は、今後も共に取り組みを続けようという思いを確認した。各アイデアの詳細は、耐震ネット(http://www.taisin-net.com/)で紹介する。