さらなる注目を集めるインフラファンドの未来 上場7銘柄の資産運用会社の担当者たちに聞く
――インフラファンドの拡大に向けて今後どのような取り組みを考えていますか。
江間 スポンサー企業と連携して、今後も新規発電施設の取得を継続的に行いながら、太陽光発電以外の発電施設への投資も検討しています。日本のインフラ設備などに民間資金を導入し、適切な維持・管理を行うことで、さらに多くの投資機会がインフラファンドを中心に生まれていけば、マーケットは発展・拡大すると思います。
新田 優良な資産を取得することによって、日本のインフラ整備に寄与していきたいと思います。風力など太陽光以外の発電施設への投資も検討課題ですし、投資した資産のメンテナンスをしっかり行うことで、固定価格買取制度の終了後も安定的な収益を生み出す優良な資産であり続けられるように努力する必要があります。
平井 現状、スポンサー企業の開発物件を中心にしてファンドに組み入れていますが、今後は流通市場で売りに出されている発電施設への投資も、より積極的に行っていく予定です。
青木 スポンサー企業は発電施設の開発について意欲旺盛です。私どもも流通市場から施設を買いますが、スポンサーが新規開発した施設への投資を軸にして、運用資産の拡大に努めてまいります。グローバルにみて日本は重要なマーケットなので、引き続き投資家から資金を呼び込み、マーケット全体の成長につなげていきたいですね。
鈴木 現状、「インフラファンド=太陽光」のイメージが強いので、今後は資産規模の拡大はもちろんですが、一方でバイオマスや風力、水力発電施設の取得による電源構成の多様化を進め、将来は海外発電施設への投資も検討していきます。これによって投資家の皆様に、よりよい投資機会を提供できればと考えています。
布袋田 上場していることで、借り入れだけでなく資本市場からも資金調達できますので、拡大のスピードを一段と上げられると思います。当投資法人もほかと同様、太陽光発電だけでなく、風力発電施設などの組み入れも検討しています。
福地 スポンサーなどのネットワークの活用により情報ルートを拡大して、確実に物件を取得するとともに、ポートフォリオの分散を進めながら早期に一定の資産規模の達成を目指しています。もちろん、太陽光以外の多様なインフラ資産への投資も進めていきたいですね。
――ありがとうございました。
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