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ビジネスの場で「あえてデニムをはく男」の野望 期待を裏切ることで、「自由な思考」が生まれる

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  • リーバイ・ストラウス ジャパン 制作:東洋経済ブランドスタジオ
502™レギュラーテーパー DARK VINTAGE 12000円(税抜)
自分らしく働く。かつてのようにネクタイを締めて会社に行き、PCに向かうことが仕事だった時代は終わった。今や場所や服装にとらわれず、既成概念を超えた新しい仕事を生み出し、高いパフォーマンスを発揮することが新たなワークスタイルとなっている。そして今、あのリーバイス®のジーンズが時代を超えて、そんな新しい働き方をする男たちに再び支持されているらしい。中でも、定番のリーバイス®501®とともに、ジャケットにもTシャツにも合わせやすいテーパードジーンズ「502TM」に注目が集まっているという。新しい時代、新しい仕事のかたちを生み出しているビジネスパーソンはなぜ「502TM」を支持するのか。自身もジーンズを仕事着として愛用し、新たな価値を追求し続ける新進気鋭の建築家、建築設計事務所noizを共同主宰する豊田啓介氏に話を聞いた。

「柔らかいですね。ジーンズは時間をかけてはきこなしていくものだというイメージを持っていたのですが、最初からこんなにソフトなはき心地だとは驚きました。しかも太ももはゆったりめで、足首にかけてスリムになっていて、シルエットも美しい。仕事でもアリですね」

建築家の豊田啓介氏はリーバイス®の502™テーパードジーンズをはいた印象をこう語る。そもそも建築家というと、ファッションが一つの自己イメージを演出する武器になるともいわれる。豊田氏の場合はどうなのだろうか。

「打ち合わせには、あえてラフな格好で行く」

「ベースボールキャップをかぶって、ジーンズにビーチサンダルで打ち合わせに行くことも多いですよ。それは、これまでのステレオタイプな建築家というイメージに囚われたくないという感覚がどこかにあるからです。この人はこちらの価値観とは、何か違うんだなということを肌感覚で知ってほしい。最初は、『え?』と思われても、そのうち『仕方ないんだな』と諦めてくれる(笑)。これは純粋に自分にとって心地いいスタイルでもあり、同時にある程度計算している部分もあります。意識的に旧来の価値観に縛られないようにしてもらうんです、相手にも。そこから価値観にとらわれない新しい発想の提案をすると、向こうも受け入れやすい態勢ができていたりする。名刺代わりにラフな格好をすることでそのような効果もあるんですね」

今、コンピューテーショナルデザインという新たなコンセプトで日本の建築界に新風を吹き込んでいる豊田氏。コンピューテーショナルデザインとは、通常の建築の枠を超えて、デザインと施工、あるいはモノをつくる、使うといった機能を最新のデジタル技術で再構築しながら、新たな可能性にトライしていく最先端の領域だ。

「デジタル技術の進展によって、建築家のアウトプットは必ずしも建築物である必要はないと考えています。現在はオフィスビルのエクステリアやランドスケープ、ゲームの3Dモデラーを応用した住宅設計といった建築の仕事以外にも、インスタレーションやプロダクトのプログラム構築、または未来ビジョンのコンサルティングなどさまざまなプロジェクトを手がけています」

そのように語る豊田氏は東京大学工学部建築学科を卒業後、安藤忠雄建築研究所で修業ののちに、コロンビア大学大学院に留学し、建築学部修士課程を修了。その後、ニューヨークの設計事務所SHoP Architects(New York)を経て、現在は東京・台北の両拠点に事務所を構え、パートナーと共に活動を続けている。そんな豊田氏が目指すものは、従来の建築の枠を超えた建築家だ。

建築家
豊田啓介氏
2007年より東京・台北にて建築デザイン事務所「noiz」、2017年より建築・都市・テクノロジー・ビジネスを横断するコンサルティングプラットフォーム「gluon」を共同主宰。コンピューテーショナルデザインを取り入れたデザインで活躍の幅を広げる

「コンピューテーショナルデザインはこれまでの伝統的な建築デザインに対し、進化するデジタル技術を駆使した領域横断的な手法となります。その意味で、私はみなさんがイメージする従来の建築家ではなく、ゲームデザイナーや映画監督、それに物理学者やビジネスパーソンが融合したようなより拡張的な建築家の在り方を模索しているのかもしれません」

デジタル技術によってITビジネスが従来のビジネスの概念から大きく飛躍して続々と革新的なビジネスモデルを生み出しているように、建築の世界でも、建築の伝統を乗り越え、新たな革新を起こしたいという思いを豊田氏は抱いているのだ。

新しい発想は、違う業界を知ることから生まれる

「建築デザイン自体の目新しさだけでなく、もっと広範囲に建築の可能性を考えてみたいのです。これまでの建築の世界ではある意味これをやれば間違いなくそこそこいいものになるという評価軸が固まってしまっているところがありますが、デジタル技術の進展によって、高次元になればなるほどルールや評価軸はそう簡単に固定できるものではなくなっていきます。だからこそ、目の前の課題に対し、その都度ゼロから開拓しなければならないのです」

豊田氏は新しい概念を発想するために、建築雑誌をほとんど読まない。むしろ数学や物理学、分子工学の理論書を読むほうがインスピレーションにつながるという。

「あるロジックや理論がヒントになるときもありますし、新しい技術や機能がヒントになるときもあります。デジタル化の進展によって世界が大きく変わろうとする中で、新しい価値を生み出すためにも、既存の世界に閉じこもらない新しいアプローチが重要になっているのです。これからは、20世紀の日本社会を牛耳ってきた、いわゆる昭和の成功モデルにとらわれてはならないと思っています」

豊田氏は、その意味で、自分らしく働くためのワークスタイルの一つとしてジーンズを意識的に活用している。

リーバイス®ジーンズであることを示すパッチ。 品質の保証書も兼ねていることは意外と知られていない

隙間時間に、カフェで意識をリゾートに飛ばす

「設計事務所としては、常時50本くらいのプロジェクトが並行して動いています。必然的に打ち合わせの時間が多くなり、自分の発想する時間がどうしても少なくなってしまいます。そんな日常の中で、私が大事にしているのが、ちょっとした隙間時間です。例えば、打ち合わせの間に20分だけカフェで過ごすときに、いかに自分をリセットして発想を展開できるのか。東京のカフェにいても、あえて頭の中で南国のリゾートにいるような雰囲気にして発想を生み出す素地をつくる。ジーンズとビーチサンダルをはいて、お酒の一口でも飲んでみて、意識をリゾートに持っていく。その切り替えに、私にとってジーンズはとても有効なアイテムになっています」

また豊田氏は仕事柄、建築家よりプログラマーやメディアアーティストと仕事をする機会が多く、ジーンズのようなカジュアルなスタイルでいることも、そうした世界に常にリンクしている上で重要なのだという。

「私の場合は、アメリカで大学院に行ったり、仕事をしたりしていたので、ジーンズをはいていると、日本にいながらアメリカ時代の感覚が日常の中によみがえってくる感覚もうれしい。仕事をしていても、よりリラックスできるということもありますね」

夏はTシャツにジーンズ、秋冬はパーカにジーンズ。外出時にはジーンズにジャケットを羽織ることも多い。そんな豊田氏は、新しい価値観や働き方を象徴する意味でも、リーバイス®の502™テーパードジーンズをはじめとしたジーンズがこれからのビジネスパーソンにとって、基本アイテムになるかもしれないという。

「ジーンズは気取らず、自分なりの価値観でコーディネートできる自由なスタイルです。それは既成の外側の価値を見たい、または従来の固定概念から抜け出たいという意思表示でもあります。そうした考えを象徴するアイテムとして、ジーンズは最適で選びやすいもの。スーツの代わりにというのは難しいかもしれませんが、発想を切り替えるアイテムとして、ジーンズを手に取ってみるのは、おすすめですね」

502™レギュラーテーパー MID VINTAGE 12000円(税抜)

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