第2回
シストレ24の人気の秘密
インヴァスト証券の選択型システムトレード、「シストレ24」は、日本国内のFX会社が提供しているシステムトレードツールの中でも高い人気を誇っており、口座数はすでに6万口座を超えています。
どうして高い人気を集めているのでしょうか。
理由はさまざまですが、まずは何といっても優秀なストラテジー(戦略)が多数、揃っていることが挙げられます。
シストレ24を通じて選択できるストラテジーは、実に8000本を超えています。このストラテジーの開発・提供者を「ストラテジー・プロバイダー」といいます。シストレ24には世界中から優秀なストラテジーが集まっているだけでなく、インヴァスト証券が独自に直接契約をしている日本国内のストラテジー・プロバイダーから提供されたストラテジーも複数用意されています。
ちなみに日本のストラテジー・プロバイダーで採用されている会社は、株式会社テラス、株式会社オスピス、株式会社ゴゴジャンの3社で、いずれも特徴のあるストラテジーの開発で定評があります。
代表的なストラテジーをピックアップしてみましょう。「ストラテジーアワード2013」で、年間最優秀賞ストラテジーに輝いた「Aznable++USDJPY」です。
このストラテジーは、トレンドフォロー型なので、ある程度、ドル高やドル安が続く局面において強みを発揮しますが、逆に平均1円幅で推移するようなボックス相場は苦手という特徴を持っています。2014年1月現在、過去1年間の収益率は、35万1000円の推奨証拠金に対して41万4740円の収益が発生しているため、118%というリターンを示しています。
また最近、高収益率で注目を集めているストラテジーが「QuickShift」です。このストラテジーは、ポンド/円やユーロ/円、ポンド/ドルなど、全部で21通貨ペアに対応しているもので、このうちスイスフラン/円の収益率は、過去1年間で398%にも達しています。
ちなみにQuickShiftのスイスフラン/円は、直近1カ月間でも、82%という高い収益率をはじき出しています。
とはいえ、いかに優れたストラテジーがあるといっても、シストレ24を通じて選択できるストラテジーの数は、実に8000本を超えています。そのひとつひとつを調べ上げ、本当に優秀なストラテジーを見つけ出すのは、実は決して簡単なことではありません。
たとえば収益率。これはあくまでも過去の運用の結果でしかないので、将来も同程度の収益率を実現できるかといわれれば、それは何ともいえません。それ以上の収益率を出す可能性もありますが、一方で非常に大きなマイナスを被るリスクもあります。
また、ストラテジー・プロバイダーは基本的に、各ストラテジーがどのようなロジックで運用されているのかという点を明らかにはしません。したがって、ストラテジーの中身を見て判断することもできません。
しかし、インヴァスト証券が2012年7月から提供を開始し、昨年4月と7月に大幅なバージョンアップを行った「Myシストレ24」という取引ツールを利用することによって、誰でも簡単にストラテジーを選び出せるようになりました。