質問が人を育てる、変える、突き動かす

4段階の成長フェーズで使い分けるのがカギ

指示を待つのではなく、自分の頭で考えて行動できる部下を育てたいとは誰もが願うこと。人材育成の研修やコンサルティングを行うFCEトレーニング・カンパニーが提唱する「質問PDCAで人の可能性を引き出す」マネジメント手法が、今、多くの企業から高く評価されている。

質問が思考のスイッチを入れる

今、あなたはなぜこのページを読んでいるのだろう?

タイトルが気になったから……、自分の関心領域のことが書いてありそうだから……、自分の知っている人が登場しているから……

読み始めた理由はさまざまだろうが、多くの人はおそらく「自分はなぜこのページを読む気になったのか」と考えているに違いない。

そう、人は質問されると、その答えを見つけ出そうと考えを巡らせる。つまり、質問が思考のスイッチを入れるということだ。

だから人を育てるときは、指示を出すだけでなく、まず質問をして、その人自身に考えさせることが大切になる……というと、多くの人が「そんなことは言われなくてもわかっている」と思うだろう。日本でも1980年代以降、コーチングがマネジメントに積極的に取り入れられるようになり、質問することの意義が広く知られるようになった。

けれども、誰にどのような質問をするのが最も適切か、と問われて即答できる人は、そう多くはないはずだ。

FCEトレーニング・カンパニー
代表取締役社長
荻野純子

「質問することの重要性は理解していても、質問の仕方がよくわからない、うまく使いこなせないなどと、組織や会社を成長させたい経営者や、人を育てる立場であるマネジメント層の方からよく相談を受けます」

FCEトレーニング・カンパニーの荻野純子代表取締役社長はそう語る。

同社は「働くを『もっと』おもしろくする」をテーマにトレーニングやコンサルティングを実施している企業だ。中堅・中小企業から大手企業まで1500社を超える企業の成長をサポートし、フランクリン・コヴィー・ジャパン社とのパートナーシップ契約に基づき「7つの習慣®Innovative Mind」プログラムの研修も行っている。

4段階の成長フェーズを理解する

では、マネジメントの場面においては、誰にどのような質問をすればいいのだろうか。

荻野氏は、相手の成長フェーズに合わせた質問をするべきだと説く。成長フェーズとは、「ルーキー」「ウォーリー」「シーソー」「ハイパフォーマー」の4段階だ。

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