「スーツ×スニーカー」が今、世界的にキテる 松屋銀座が「アクティブスーツ」を推す理由

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アクティブスーツにすることで、見た目の印象はガラリと変わる。とはいえ、白いシャツを着用すれば、そこまでルーズな感じはしない

とはいえ、これまで通常のスーツを着ていた方には、戸惑いもあるだろう。アクティブスーツの着こなしに関して、粟竹氏はこう話す。

「インナーにTシャツを合わせるとカジュアル感が強く出てしまうので、まずは通常のドレスシャツやポロシャツなどの襟のあるもの、あるいはハイネックのカットソーを合わせるのがオススメです。パンツの丈は、通常のスーツより1~2センチほど短く設定し、足元は白や黒の単色のスニーカーで、素足が見えるショートソックスが好相性ですね」

カッチリしすぎることなく、ほどよく”こなれた”スーツスタイルを演出できるこのアクティブスーツ。手持ちのスーツのラインナップに1着あると非常に重宝しそうだ。

男市は、在庫処分市ではない

松屋銀座のみならず、スーツの大型催事は、毎年各百貨店で行われている。そこへ足を運んだことがある人ならなんとなく雰囲気はわかるだろう。大量のスーツ、大量のスタッフ、大量の客と、言葉は悪いが「叩き売り」のイメージを持っている人もいるのではないだろうか。そして、在庫処分セールだと思っている人も……。

「当社では、ほとんどの商品が『銀座の男』市のために新たに作ったものです。生地の買い付けに行き、信頼の高い工場に縫製を依頼しています。大量に発注するために、この価格が実現しています」(粟竹氏)

期間中に出品される商品はスーツやジャケットで約2万着。だからこそスケールメリットが出せるのだ。

毎回高い人気を誇るのが、2着で2万9800円のカテゴリー。1着当たりにすると、1万4900円也。他社ではこの価格帯だとウールとポリエステルの混紡生地が多い中、「銀座の男」市ではウール100%生地のものが中心となっており、驚くべきコストパフォーマンスといえる。

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