「プレゼントにブランドもの」はもう古い? 「ハズさない」ギフトに大事なQOLの視点
具体的には、まくら・毛布・パジャマなどの寝具、ルームウェア、アロマグッズ、キャンドル、間接照明、バスグッズ、癒し系の音楽などが挙げられる。
「これらのアイテムには、心身をリラックスさせて回復を促す『副交感神経』を刺激し、休養や睡眠の質を高める効果が期待できます。まさしく、身体を休めたいという現代人の潜在的なニーズに応えるジャンルです」(永井氏)
狙いめは「休養や睡眠の質を高めるもの」
いま巷で支持を集めているベネクスの「リカバリーウェア」は、そうした睡眠・休養系グッズの代表例だ。リカバリーウェアというのは耳慣れない言葉かもしれないが、その名の通り「着ることで休養の質を高める」という機能ウェアの商品名だ。
その秘密は、素材の「PHT」にある。ナノプラチナなどの鉱物を糸に練り込んだ特殊素材で、もともとは寝たきり高齢者の床ずれをケアするベッドマット用に開発されたものだった。その後ウェアに転用したところ、アスリートやビジネスパーソンから口コミが広がり、既に累計70万着超を販売している。
「まさにクオリティ・オブ・ライフを向上させるアイテムといえます。家での休養や睡眠の質を上げることは、必然的に昼間の仕事パフォーマンスを上げることにもつながります」(永井氏)
ベネクスのリカバリーウェアには、家着に最適なスウェットタイプから、飛行機移動にも使えるジャージタイプ、運動前後の休養に向くスポーツタイプ、そして新幹線をはじめ電車移動で使えるアイマスク型、ネックウォーマー型までが揃っているので、贈る相手のライフスタイルに合わせて選べる。1着1万円前後と決して安くはないが、その分ギフトとしてもらった時のありがたみは大きい。
日々の疲れを癒やしてほしい、心身ともに元気でいきいき暮らしてほしい、より仕事で活躍してほしい。そうした大事な人への想いを、ぜひリカバリーウェアという具体的な形にして贈ってみてはいかがだろう。