加速する「時短英語」学習の最新トレンド 自立型学習という新しい選択

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ENGLISH COMPANYはこのニーズに応えるべく、満を持して新たなレーベルを立ち上げた。「ENGLISH COMPANY THE CONSULTANT」である。自立型学習に特化したサービスであるため、オプションを除き、基本的にトレーニングは提供されない。ただし、自立型学習(=自習)が喚起するイメージ――すべては自助努力と自己責任といったものとはまるで違う。まず用意されているのは快適な自習環境。さらにはリスニングに不可欠な音声変化が学べるスマートフォンアプリや、認知文法が学べる配信動画、各種の教材も提供される。またテーマにより、無料のグループセミナーも用意されている。しかし、何をおいても、このサービスの目玉は、自立型学習を強力にサポートする対面コンサルティングが週1回の頻度で提供されることだ。

文法をネイティブに近い感覚で捉えて、使える文法にする「認知文法」。動画でわかりやすく説明してくれる
短期間でリスニングスキルを飛躍的に高めることを目的としたトレーニングアプリ「Listening Hacker」。リスニングで大切な6種類の音の変化を学ぶことができる
自習スペースの机はゆったり大きく取られ、周囲を気にすることなく勉強に集中できそうな作りとなっている

実はこのコンサルティングに、第二言語習得研究のエッセンスが凝縮しているといっても過言ではない。事実、パーソナルトレーニングで実施されているトレーニングでも、課題発見のためのコンサルティングから毎回のセッションはスタートしている。

ほとんどの受講生は、自分がどんな課題につまずいているのかがわからない。例えば、リスニングが苦手という自覚はあっても、なぜ苦手なのかその原因がわからない。体の具合が悪いという自覚はあっても、その原因がわからないのと似ている。

課題発見のコンサルティングでは、第二言語習得研究を基に組み立てられた各種手法を用いて受講生の一挙一動に注目する。声はもちろん、表情の変化や目の動きまでつぶさに観察する。そして、なぜリスニングが苦手なのか、その原因をあぶり出すのだ。

既存事業である「ENGLISH COMPANY」が今までに培ってきた、第二言語習得研究に基づく学習メソッドがあるからこそ、英語が「なぜ話せないのか」「なぜ理解できないのか」という課題発見を、的確にコンサルティングできるのだ。

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