「冬眠人脈」の活用で営業生産性が2.6倍に

働き方改革は、社内で眠る人脈の活用から

実際、人脈を社内共有できるサービスを導入している企業は増えている。大手商社でも、法人向けクラウド名刺管理サービスを導入することで、生産性が向上したという事例も出てきている。

それまで「非常にもったいないくらいの時間」をかけ、何段階も経て情報共有相手を探していたが、名刺に記載されている情報だけでなく、その企業の最新ニュースや人事異動情報なども即時入手できるサービスを活用することで、業務の簡素化に成功し、海外顧客の情報交換もスムーズにできるようになったという。

「たとえ社内であっても、誰に相談すればいいのか意外とわからないものです。小さな組織であれば全員にメールを送って聞くという手もあるかもしれませんが、1000人、1万人の組織でそれをやっても誰も答えてくれません。社外の人材を探すのであればなおさらですから、人脈を可視化できるインフラを整備するのが有効ではないでしょうか」(黒崎氏)

冬眠人脈を活用すれば「武器」が増やせる

社内における人脈を企業インフラとして整備することの効能を、黒崎氏はロールプレイングゲームに例える。

「人脈を共有するのは、使える武器が増えるイメージです。隣の人が持っている武器を必要に応じてシェアできれば、ゲームを効率的に進められますよね。とりわけ、変化の早い業界やスタートアップ企業などは、社外のビジネスパートナーと協業することも重要ですから、より高い効果が発揮されるでしょう」

さらに黒崎氏は、人脈の共有を図ることで、副次的な効果も期待できると言及する。

「人を紹介するのは、本来配慮が求められますし、せっかく築き上げた信頼関係が崩れるリスクもありますので、取り扱いには細心の注意を払わなければなりません。逆に言えば、企業インフラとして名刺管理サービスを導入することで、コミュニケーションが生まれ、人脈を大切にする文化を根付かせるきっかけにもできます」

それだけ人脈がビジネスで重要な役割を果たすということだ。

これまで多くの企業では人脈は個人資産と見なされ、共有・活用がなされてこなかった。労働力不足に対応し生産性を上げるためにも、また持続可能な企業文化を醸成させるためにも、隠れた情報資産である「冬眠人脈」を有効に掘り起こしたいところだ。まずは法人向けクラウド名刺管理サービスがどんなものなのか知るところから始めたい。

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