SMBC日興証券「デジタル戦略」次なる一手 異業種参入続々「総合証券の底力」発揮なるか
「『FROGGY』を取引サービスに進化させる、という計画は、実は以前からあったものです。メディア運営を通じたいちばんの気づきは、『“投資やお金に関する知識の習得・銘柄との出合い”と“実際の取引体験”は一体化しているべき』ということでした。これまで、取引ツールの使いやすさは進化してきたものの、『銘柄情報の提供の仕方』や『銘柄との出合い方』はずっと変わっていませんでした。私たちは、ここにイノベーションが起こせると考えたのです。これは、私たちが100周年を迎えた昨年から掲げている、株式投資の本質と投資によってよりよい未来を創造していく決意を表現した『DISCOVER GOOD COMPANY』というメッセージとも、深く重なり合うものです。ですので、次の100年に向けて新たな一歩を踏み出した今年、『FROGGY』をアップデートすることにしました」
これこそまさに「お客さま本位」を掲げるSMBC日興証券らしい、投資の体験の提案である。これは「学びながら株が買える」「記事で出合ってそのまま株が買える」という投資プロセスのイノベーションといえるのではないだろうか。
「『FROGGY』専任のプロジェクトチームを立ち上げ、外部パートナーも迎えながら、新しい証券会社を生み出すというくらいの気概で、サービスの開発に取り組んでいます。『学んで、出合い、そのまま株主になる』という新しい投資のプロセスを、ぜひ多くのお客さまに体験していただきたいと思っています」
投資体験を再定義することで、見えてくる次の一手
SMBC日興証券が取り組んでいるデジタル化は、大規模な仕組み化・効率化、対面サービスを単にデジタルに置き換えていくということではない。目指しているのは、総合証券として100年にわたり顧客と向き合ってきた知見を生かし、生活者が投資を始める一歩から投資家として成長していくまでの体験を再定義することだ。
「今後もサービスの先進性、利便性を追求しながら、お客さまが満足できる投資の体験を提案し続ける、業界のフロンティアでありたいと思っています」
次の100年は、いったいどんなイノベーションが生まれるのか。清水氏が熱く語った「投資の体験の再定義」は始まったばかり。どんな新サービスが生み出されていくのか、SMBC日興証券の本気の挑戦に期待がかかる。
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