「ESG投資と成長企業」気になるリターン獲得

一生涯「減らさない」資産形成に必要な視点

中長期的視点の投資、とりわけESG投資が資産形成における世界的な潮流となりつつある。長らく欧米がリードしてきた分野だが、日本でも急速に普及し始めている。なぜ今、ESG投資なのか。これからの時代にふさわしい資産形成とは。オリックスグループの一員であり、早くからESGの観点を運用戦略に取り入れてきた世界的な資産運用会社「ロベコ」が運用する商品を取り扱う、オリックス銀行の専門家2人に話を聞いた。

世界が持続可能な社会を実現するために、投資家が投資収益の獲得とともに、社会的課題の解決を目指し、豊かな未来の構築に積極的にコミットする「ESG投資」が世界的なトレンドとなっている。欧米ではすでに多くの投資家がESG投資を行っているが、日本でもここ数年、そのトレンドが定着しつつある。

オリックス銀行
アセットマネジメント部
部長
森敦仁氏

その理由について、オリックス銀行アセットマネジメント部 部長の森敦仁氏は次のように語る。

「日本のESG投資は2016年時点で、世界全体の投資額の3.4%とまだまだ低い状況ですが、14年時点では、ほとんどゼロだったことを考えると、これからますます増加する傾向にあると見ています。これは、世界最大の機関投資家と言われているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が15年9月にPRI(責任投資原則)に署名し、ESG投資に積極的な姿勢を示したことが大きく影響しています。また、日本企業もESG投資の観点から、積極的に経営戦略の転換を図っていることも大きな要因でしょう」

一方で、「ESGは投資パフォーマンスを上げられるのか」という問いに対し、長期的な答えを出せている資産運用会社はほとんどない。ESGのデータがあったとしても、業種や会社の歴史、情報開示の度合いなどによって判断が異なってくるからだ。こうしたバイアスをどう統合して投資プロセスに組み込み、効果的なポートフォリオを構築するのか。そこには独自のノウハウが必要になってくる。

こうした厳しい状況において、結果を残している企業がある。1929年にオランダのロッテルダムで設立され、創業89年の歴史を持つ世界的な資産運用会社「ロベコ」だ。2013年にオリックスグループの傘下に入り、現在はORIX Corporation Europe N.V.のもとで自立した資産運用会社として運営されている。同社はESG投資が一般的ではない時期からESGの観点を運用戦略に取り入れてきたのだ。

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