「プリンタを変えるだけ」で働き方は激変する 世界最速の速さで仕事の効率を大幅アップ

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高速プリントを支える独自の用紙搬送やインク開発技術

この圧倒的スピードは、同社の高い技術力があってこそ。「オルフィスGD」は、A3ワイド用紙の短辺を一度に印字できるライン型インクジェット印字ヘッドを5色並列に配置している。さらに、精密な用紙搬送機構により、印刷ずれのない高速プリントが可能になる。

用紙短辺幅を一度に印刷できるライン型インクジェット印字ヘッドを配置

加えて、独自の画像処理技術で、インクを効率的に使うため、フルカラー1枚1.44円、モノクロ1枚0.5円という低コストを実現した。

「プリントコストが抑えられることから、お客様が気軽にカラープリントを活用できるようになったというお声も増えています」と、(下世古氏)が紹介するのにも納得がいく。

顧客向けの販促チラシやDMはもちろんのこと、社内会議資料や研修資料などもカラーであれば理解しやすいことは言うまでもない。

「独自のインク開発技術の背景には当社の歴史にも関連します」と下世古氏は話す。同社の大きな強みは、日本初のエマルジョンインク「RISOインク」の開発の成功にある。独自のインク開発技術により「オルフィスGD」においても、専用の油性顔料インクを開発。したがってインクジェット方式でありながら、インクの速乾性が高いため、両面高速プリントでも用紙が波打つことが少ない。

通紙についても、独自の用紙搬送機構を備えているため、軽量紙、厚紙、封筒、ハガキまで幅広く対応できるのも特長だ。「実は当社の名刺も『オルフィス』でプリントしています。組織名の変更などに柔軟に対応できるほか、展示会やイベントのときなどに特定のメッセージやロゴを入れるといったことも簡単にできます」(下世古氏)。

プリント後の面倒な折りや綴じなども全自動に

会議資料などのプリント後の折りや綴じまで全自動化が可能に

作業が短縮できるのは、プリントそのものだけではない。オプションの「ORフィニッシャー」「OR紙折りユニット」などを活用すれば、ステープル、パンチ、二つ折り、小冊子などの加工を自動化できる。また、会議資料などで、A3判で印刷した資料を片側だけZ折りにしてA4サイズにまとめて製本することもできる。

「プリントが速く安いことに加えて、その後のお客様の業務工程削減に応える多彩なオプションを用意しているのも『オルフィスGD』の特長です。自動で中とじ製本までこなすので、印刷作業にかかる負担が軽減した、という声もいただいております」と下世古氏は話す。

さらに、封筒の宛名印刷から封入物のプリント・三つ折り、さらに1通ずつ内容や枚数の異なる封入・封かんまでを全自動化できるオプションもある。

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