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吉越流「定年後」のコミュニケーション術 会社メールで友人に退職の挨拶を送るのはNG

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奥様ダニエルさんの故郷南フランスと東京を行ったり来たりの生活を送っている吉越浩一郎氏(写真:Evelyne Grandon Kohrus)
59歳でトリンプ・インターナショナル・ジャパンの社長を退任し、リタイアライフを謳歌している吉越浩一郎氏が『リタイアライフが10倍楽しくなる定年デジタル』を上梓。初期からiPhoneを使いこなしていたという吉越氏による「定年後のコミュニケーション術」とは一体どのようなものなのか。

会社メールから友人に「定年退職の挨拶」はやめよう

ときおりこんなメールをいただくことがあります。

――○月○日をもちまして、定年退職を迎えることになりました。在職中はひとかたならぬお世話になりました。本来であれば、お伺いしご挨拶をすべきところではございますが………

定年退職の挨拶メールです。

そうか、彼ももう定年なのか、そのうちゴルフにでも誘おうかな、などと思いながらメールに返信を書こうとしてふとアドレス欄を見ると、発信元は会社のアドレス、メール文末の署名も会社の住所のみ。

実は「退職」と同時に、メールでの連絡がぜんぜん取れなくなってしまう友人が少なからず、いるのです。会社から割り当てられたメールアドレスは、退職すると当然使えなくなります。会社によって数週間は使えるようにしてくれる場合もありますが、外資系などは即日使用不可の場合もあります。

会社のPC、会社のアドレスを私用メールに使うというのは、厳密に言えばNGということになるのでしょうが、現実的には、社外の友人、たとえば同級生などとのちょっとした連絡にも会社のメールを使っている人は少なくないと思います。大学のOB会などのメーリングリストの宛先が会社のメールになっている、という人もいるはずです。 

こうなると、相手のパソコンのスマホなどの履歴やアドレス帳に残されるのは会社のアドレスだけです。ふだんから親しく付き合っている友人ならば、携帯や自宅に電話するということもできますが「10年前の同窓会で会ったきり」だったりすると、いきなり電話はちょっと気が引けます。「じゃあ年賀状でいいや」と思っているうち、筆不精な私はそれも忘れてしまうことに。

そのたびに思うのが「なんでGmailのアドレスくらい作っておかなかったの!」ということ。

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【せめて文末にGmailのアドレスを併記してくれたら…!】

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