人員不足を商機に変えるためにできること インサイドセールスが進化するとこうなる!
横田氏は次のように語る。
「Web会議システムやビデオ会議は、双方がカメラやモニターを準備する必要があり、設備費もかかります。無料のテレビ電話ソフトでも、事前にアプリをダウンロードしアカウントを取得しておく必要があります。一方、『RemoteOperator Sales』は事前の準備の必要はなく、URLをクリックするだけですぐに利用可能なんです」
年配者にも受け入れられる非対面の営業
訪問のアポイントメントがなかなか取れず苦労した経験のある営業担当者は少なくないはずだ。訪問するとなると、電話やメールで連絡してスケジュールを空けてもらい、会議室の準備など先方の手間もかかる。その点「RemoteOperator Sales」なら「今、10分ほどお時間よろしいでしょうか」とデモやプレゼンテーションの打診ができるので、ハードルが下がる。プレゼンテーションしたソリューションの資料などをその場でダウンロードして読んでもらえるため、ソリューションへの関心度が高いうちにアプローチできるのだ。
とはいえ、年配者などは非対面の営業に難色を示すのではないだろうか。この問いに対し、横田氏は「確かに訪問を望まれる方もいらっしゃいますが、対面での営業に近い形でコミュニケーションができるため、実際に使ってみると抵抗を感じない方が多いようです。十分な情報さえ提供できれば、必ずしも訪問が望まれているわけではないのでしょう」と答える。
インターコムでは、自社の営業活動でも「RemoteOperator Sales」を活用している。以前は、遠隔地の企業から問い合わせがあっても、移動時間や移動費の問題で、なかなか詳細な商談ができないこともあったが、導入後は迅速に対応できるようになり、営業機会を損失することが少なくなったという。