人員不足を商機に変えるためにできること インサイドセールスが進化するとこうなる!
注目を集める「RemoteOperator Sales」の実力
「RemoteOperator Sales」を開発したのは、コンピューターソフトウェア開発の専門会社「インターコム」。「まいと~くFAXシリーズ」をはじめとする通信ソフトウエアに強みを持つ。同社が販売する数あるソリューションの中で、現在、最も引き合いが増えているのが「RemoteOperator Sales」で、営業担当者のパソコン画面を顧客のパソコンやタブレット、スマートフォンの画面と共有し、資料を見せながらプレゼンテーションできるのが特長だ。
開発の経緯について、同社営業本部CSグループのグループ長である横田正裕氏が語る。
「当社はこれまで、『RemoteOperator Enterprise』という画面共有サービスを提供していました。電話で解決できない課題をオペレーターがお客様の画面を見てサポートするなど、主にお客様サポートのシーンで活用されています。メガバンクをはじめ多くの金融機関からセキュリティーの高さを評価され、サポート時間の短縮や顧客満足度向上を目的に採用が進んでいます。1年ほど前から、『非対面の営業活動でも使いたい』というご要望をいただくようになりましたので、営業に特化した、『RemoteOperator Sales』をリリースしたのです」
従来、営業といえば外勤が中心の労働集約型のスタイルで、売り上げ拡大のためには人員を増やすしかなかった。しかし、企業の人手不足の深刻化に伴い、限られた人員で生産性を高めるためにインサイドセールスに舵を切る企業が増えている。こうした流れの中で、「RemoteOperator Sales」が注目されるようになったのは必然と言ってもいいだろう。
これまでも、Web会議システムやビデオ会議を使えば、非対面のコミュニケーションができなかったわけではない。では、「RemoteOperator Sales」との違いはどこにあるのか。