「エクスプレス予約・プラスEXを使って、
東海道新幹線ならではのすばらしさを
存分に味わい尽くしていただきたい」
JR東海 営業本部 販売促進グループ 竹内謙太郎グループリーダーの想い
その場にいながら、
次の列車の座席の予約・変更ができる
EX予約・プラスEXは、新幹線システムとビジネスユーザーの仲立ちをするサービスである。その設計が的を射ているほどに、両者は一体化して、つねに鍛え続けてきた新幹線システム本来のすばらしさがフルに引き出される。的の真ん中を射抜くために、ビジネスユーザーが何を求めているのかが徹底して探られた。
「ビジネスユースのお客様は駅の窓口に並んできっぷを買う時間が惜しいし、会議が長引いたからといって、中座して乗る列車の変更をしに駅へ行くわけにはいきません。そこから、駅に行かなくてもネットを使って列車の予約と変更ができることをサービスの柱に据えました」。
それはまた、新幹線システムの最大の特長の一つを、生かすことにつながった。
「現在、混雑時間帯では1時間に最大10本の『のぞみ』が運行しています。たとえれば、都心の地下鉄並みの頻度なのです。少ない操作で、簡単かつ短時間に予約・変更ができれば、この圧倒的な列車本数の多さをフルに活用できるようになります。その場で携帯やパソコンを使って予約ができるのはもちろん、予約変更もシンプルかつ短時間でできるため、一本前の列車やすぐ次の列車の座席に何度でも無料で変更することも可能です。このサービスにより、トータルの旅行時間の短縮という利益をもご提供できるようになりました」。
EX予約・プラスEXはIC乗車サービスに対応している。予約さえしておけば、駅できっぷを受け取ることなく、会員になると発行されるICカードを改札機にタッチするだけで、スムーズにホームへ向かうことができる。変更も変更前の列車の発車直前、かつ変更後の列車の出発6分前までであれば、手数料がかからずに何度でもできる。列車を選択する自由度と可処分時間の拡大はすこぶる大きい。さまざまなシーンで、これまであきらめていたことができるようになる。
「たとえば、出張先での仕事の打ち上げで乾杯ということになり、盛り上がって、もう少しという状況になっても、その場で列車の変更ができます。仕事以外でも、久々に旧友に会う、遠距離恋愛の恋人と会う・・・もう少しその場にいたいという状況はさまざまにあるはずです。また、私も経験がありますが、駅の窓口に並ばずに次の列車に乗れば、子供がまだ起きている時間に間に合い、自宅で顔を合わせることができるかもしれません。EX予約・プラスEXはお客様それぞれのプライベートな場面をもサポートできるサービスであると、私は考えています」。