大学生活のすべてを通して主体性を醸成し、
次代を生き抜く「自己成長力」を高める。
【学生の人間的資質と可能性を伸ばすキャリア形成・就職支援】
龍谷大学
多様な体験を積みながら豊かな人間関係を築き、
人間的資質を磨く
龍谷大学はキャリア形成支援において、学生と社会との接点づくりを重視する。インターンシップでは、短期就業体験型、大学独自の協定先企業で実施する協定型、海外型、長期プロジェクト型、学部の専門性を生かして実施するアカデミック型の5種類を提供し、今年度は700人以上の学生が参加している。
中でも「協定型」は、就業体験の前後に20回を超える事前事後学習が設けられているのが大きな特徴だ。授業は少人数のワークショップ形式で、キャリア教育に精通した専任教員が担当。コミュニケーション能力を鍛えるプログラムを中心に構成されている。授業の中では、学長やキャリアセンター長が学生に龍谷大学の歴史や建学の精神について深く教え、社会へ出るにあたって龍谷大学の学生としての自覚を強く促す。インターンシップは職業観を養うだけではなく、現在大学で学んでいることや建学の精神の意味を再確認するうえでも非常に意義深いことだという。キャリアセンター事務部長の伊勢戸康氏はこう語る。
「本学の学風のもとで育まれる、多様なものを受け容れ、ほかを思いやる心は、学生の強みのひとつです。このような素養は、グローバル化社会において、本質的に必要な力だと考えます」
龍谷大学は学生の人間的資質を涵養するうえで、正課外活動もキャリア形成支援の一環と位置付ける。スポーツ・文化系のクラブ・サークル以外にも、キャリアセンターのスタッフとともにキャリア支援行事をサポートする「キャリアサポーター」、学生の多様な取り組みや卒業生の活躍をWEBマガジンで紹介する「学生広報スタッフ」など、さまざまな学生主体の運営団体があり、人間的成長の場として、入学時から学生に積極的な活用を促している。