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武蔵野大学 有明で新学部が動き出す

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池田 眞朗
慶應義塾大学法学部教授、
武蔵野大学客員教授

司法制度改革の影響を受けて日本の法学部教育が転機を迎えていると指摘したのは池田眞朗氏。「ルールを理解し、それに則って適切な判断をし、行動する人間、さらにルールそのものを作れる人間は、いつの時代でも必要であり、そうした人材を生み出す最大の母体こそ法学部」だと強調した。さらに、「今の学生に必要なのは夢と目標、自覚とやる気であり、目的意識を持ってこそ法律学の勉強は生きる。大学入学時から自分の進路を自覚すべき」だと語りかけた。一方教える側も、学生の意欲をいかに引き出すかが重要なポイントだとして、武蔵野大学が実施する資格取得を目指す学生のためのスカラシッププログラムや、近隣企業の協力のもと大学の正規科目として必修で開講するエクスターンシップの取り組みを評価した。

中村 廉平
商工中金組織金融部担当部長、ABL協会理事、
立教大学兼任講師

池田氏の話を受け、中村廉平氏は、司法研修所による地裁判事向け企業エクスターンシップを自身が担っていることを紹介し、「裁判所でさえ実社会に学ぼうとしている」と指摘。「法学部出身の学生も大半は企業や自治体などに就職する。よき社会人になるという意識が必要だ。価値観を相対化し、市民目線で法律学を学び、つねに相手へのリスペクトを持って法を実践していくスタンスが重要であり、判断力、自己決定、自己責任、思いやりを持つ市民であることが理想型」と語り、武蔵野大学の法学部新設は「新しい酒を新しい革袋に盛る稀有な機会である。来春に法学部の教授に就任したら、積極的に情報を発信していきたい」と強い意欲を示して話を終えた。

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