徹底した品質管理から生まれる
愛着を持って住み続けられるマンション
三井不動産レジデンシャル

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マンションの資産価値を保つことを目指した
「経年優化」の取り組み

歳月を経れば、老い、古びていく経年劣化が自然の摂理だ。平均寿命約26年とされる日本の住宅では、特に顕著になっている。それに対して、三井不動産レジデンシャルは「経年優化」の思想を掲げている。吉田さんは「住まいは生きるためには欠かせないものですが、頻繁に住み替えられるものではありません。でも、その住まいが安心して住めるものでなければ毎日が不安になってしまうでしょう。長い間安心して幸せに暮らし続けていただける、そして街の景観に溶け合う年月が、価値を高めていくような住まいの創造を目指しているのです」と経年優化の意義を強調する。

徹底した品質管理、周辺の街を含めたコミュニティの醸成といった三井不動産レジデンシャルの取り組みは、この思想に裏付けられたものだ。今年で14年連続となったグッドデザイン賞受賞も、その賜物と言えるかもしれない。

今年のグッドデザイン賞2013では、「パークシティ柏の葉キャンパス二番街」を含めた5プロジェクトが受賞した。「パークシティ武蔵野桜堤桜景邸(おうけいてい)」(東京都武蔵野市)は、周辺の豊かな自然との調和を重視。敷地内の森を彷彿とさせるように繁った木々を最大限に活かした建物配置とし、近くの桜並木と連続するように新たに桜の木を植えて地域に開かれた緑道も整備。武蔵野らしい風景を継承しようとしていると評価された。

桜堤の既存樹を活かしたパークシティ武蔵野桜堤桜景邸。森の風景と呼応するデザインが特徴だ

タワーマンションの防災面での充実が評価された「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウィングタワー」は、各世帯の飲料水・生活用水や、停電時の電力確保などハード面の十分な対策とともに、防災NPO法人と協力してイベントを通じたコミュニティ育成を図っている。

アクティブシニアの生活のテーマで受賞した「パークタワー高輪」は、設計コンペで提案された「なにものでもない空間」という斬新な居住空間を取り入れたことが評価された。この新しいマンション像を創造しようという先進的取り組みに挑戦する原動力にも「経年優化」の思想がある。

マンションを建てるだけでは終わらない。三井不動産レジデンシャルは、マンションを引き渡した後のアフターサービスも自社で手掛ける。三井不動産レジデンシャルのマンションは管理会社の三井不動産住宅サービスが行き届いた手入れや修繕、清掃を行っている。お客様との対話を重視するMOC(三井オープンコミュニケーション)活動では、寄せられたニーズから、使いやすい室内設備を住宅機器メーカーと共同で開発してきた。洗面化粧台やペアガラスのサッシなど、三井不動産レジデンシャルがマンションに最初に取り入れた設備も多く、住みよいマンションへの進化は絶えず続いている。

吉田さんは「マンションは一生に何度も購入できるものではありません。三井不動産レジデンシャルは、お客様にそのマンションに長く愛着を持って住み続けていただけるように、経年優化の思想に立ち、よりよい住まいの未来を考え続けていきます」と語る。それがきっと、住まいのクオリティを高め、資産としての価値を高く保つことにつながるのだろう。