今すぐできる「睡眠負債」解消のコツとは? 「脳を休める」が質の高い睡眠のカギだった

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昨年のユーキャン新語・流行語大賞を受賞した「睡眠負債」。長い時間眠ったつもりが眠れていない、頭がぼうっとする、午後は仕事がはかどらないなど、睡眠負債は、驚くほどビジネスパーソンの生活に影響を与えている。「眠っても、朝疲れが取れていない」「そもそも睡眠時間が確保しづらい」そんな人も多いのではないだろうか。そのような人に向けて、高反発マットレスを中心とした寝具などの企画・製造・輸入・販売を行うライズTOKYOが、「健康睡眠」に関するイベントを実施した。このイベントの模様をレポートするとともに、今日からできる睡眠改善のコツをお伝えしたい。

ライズTOKYOでは、質の高い睡眠のことを「健康睡眠」と呼び、日々忙しく過ごすビジネスパーソンをはじめ、あらゆる生活者の健康睡眠をサポートする機能性寝具を販売するだけではなく、眠るという生活の営みを「睡眠文化」へと育て高めていく活動を行っている。

現在、同社が積極的に推進する「健康睡眠プロジェクト」は、同社の理念や姿勢そのものを示す取り組みだ。その一環として行われたのが、今回のイベント。浜松町ビルディングオフィステナント専用のコミュニティラウンジ「ハマラボ!!!-浜松町研究所-」で、1日限りの実験的な健康睡眠体験空間を展開した。主なコンテンツは三つ。一つはライズの革新的な高反発マットレスを使用し、パフォーマンスアップのための仮眠が取れる「脳活すいみん体験」。二つめは米国メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースでトレーナーを務めた富永博文氏による「3分間指圧体験」。そして、三つめが「睡眠負債」というキーワードで昨年のユーキャン新語・流行語大賞を受賞した脳科学者で早稲田大学教授を務める枝川義邦氏の「脳活すいみん特別セミナー」だ。

「休み方改革」で仕事のパフォーマンスを上げる

代表取締役
宮崎誠司

セミナーの冒頭でライズTOKYO代表取締役の宮崎誠司氏が、イベントのテーマに掲げた「働き方・休み方改革」について言及。「昨今話題の『働き方改革』は企業主体で進められていくことになるが、これと表裏一体である『休み方改革』は個人が自らの意識によって変えていくことができる。人間には三つの疲労、すなわち体を使うことによる肉体的疲労、人間関係などのストレスからくる精神的疲労、情報通信端末から発せられるブルーライトの影響や、つねに情報の渦の中で生活していることで感じるストレスなどによる神経的疲労(脳疲労)があり、これらに共通した疲労回復に役立つのが睡眠といわれている。休み方を改革する中で、人生の一部である睡眠の質を上げることがいかに大切であるか、セミナーを通じて知ってほしい」と述べた。

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