日本の経済・社会・文化を牽引する
六本木ヒルズに拠点を構える魅力とは 森ビル

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ビジネスエリアの中心に広がる
災害時に逃げ込める街

田中氏は六本木ヒルズが安心・安全面に注力していることも重視した。国内最高グレードの耐震性能、都市ガスによる独自の発電プラントを備えた電力供給システムや、街全体で行う震災訓練など、「災害時に逃げ込める街」を提言する街づくりは、人と情報が財産である法律事務所にとってBCPの観点から大きく評価できると田中氏は話す。

「東日本大震災では書架が倒れるようなこともなく、エレベーターもわずか3時間で復旧するなど、普段からの震災対策の厚さが実証されました。また、当日は所員とその家族、お客様約200人がオフィスに泊まりましたが、水と食料、毛布の備えがビルにあることも、安心につながりました」

弁護士・弁理士という職業は、裁判所への出廷、所内外での打合せ、地方出張が多い。それだけにオフィスの立地が、日々の業務を大きく左右する。六本木ヒルズは都内の主要なビジネスエリアへ電車や車を利用して約10分以内で移動可能。東京、品川、羽田、成田など国内外各地へのアクセスにも便利だ。地方からの顧客が迷うことなく到着できる点も、円滑な業務に一役買っていると言う。

働く意欲を高める快適な環境
次代のビジネスを創造する磁力

法律事務所では膨大なデスクワークをこなすため、所員は昼夜を問わずオフィス内で業務に当たっている。そのため働く環境づくりは、経営上、最重要テーマの1つだ。

「六本木ヒルズは24時間体制のセキュリティシステムによって、夜間でもスムーズに出入りできます。街には軽食からラグジュアリーレストランまで多彩な飲食店が揃っており、いつでも食事ができますし、すぐに映画や美術館の展示、イベントを楽しむことができます。当事務所はエンタテインメント産業と密接であるため、文化施設が充実しているのは非常に有意義です。多くの所員は近隣に居を構えており、もはや六本木ヒルズに暮らすような感覚で、ワークライフバランスを適正に保っているようです」

人材の流動性が高い業界でありながら、同事務所の離職率は明らかに低いと言う。六本木ヒルズに構えたこのオフィスが、人材確保・維持を支えていると田中氏は分析する。

「働きやすさに寄与する部分はもちろんのこと、 いわゆる“ヒルズブランド”が所員のモチベーションを高めている点も見逃せません。弁護士・弁理士として先進的な取り組みにチャレンジしたい、かつグローバルに活躍していきたいと思わせる何かがあるように感じています」

TMI内にある模擬法廷。

近年は森ビルと連携した子供向けワークショップ「模擬裁判を体験しよう」を開催し、好評を博している。このユニークな試みは所内が活性化するだけでなく、事務所と地域コミュニティとの関係強化にも役立つ。

六本木ヒルズという選択は、ビジネスの成長の可能性を様々な側面から広げる結果となっている。

六本木ヒルズ 森タワー
地上54階、高さ238mの六本木ヒルズのメインタワーであり、東京のランドマークとしても定着。1フロア約1360坪の無柱空間は様々なビジネスモデルとスタイルに自在に対応し、新時代を切り拓く錚々たる企業が拠点を構えている。