日本の経済・社会・文化を牽引する
六本木ヒルズに拠点を構える魅力とは
森ビル
2003年に完成した六本木ヒルズは、それまでの都内のビジネス地図を一変させ、今なお最先端の街として磨きをかけている。森タワーの約3フロア、計3000坪を利用するTMI総合法律事務所を訪ね、六本木ヒルズにオフィスを構えることの魅力について生の声を聞いた。
法律事務所の既成概念を覆す
先進的なイメージの構築へ
TMI総合法律事務所は弁護士270名、弁理士60名を擁する国内有数規模の法律事務所。24年前に虎ノ門37森ビルで創業し、急成長を遂げた同事務所は、さらなる拡大を目指してオフィス移転を決断した。移転先の候補は開業間もない六本木ヒルズ、そして丸の内に絞った。代表の田中克郎氏は当時を振り返る。
「金融をはじめ様々な業界の主要企業が本社を構える丸の内は、法律事務所の業態に適したエリア。また、“重厚”や“威厳”といった法律事務所の一般的なイメージとも結びつきやすい街でもあります。しかし、“今までにない法律事務所”を標榜する我々は、先進企業が集結する六本木ヒルズを選択しました。とりわけITやエンタテインメント企業が集まっているため、知財分野を得意とする我々にとっては、ビジネスチャンスの広がりも期待できました」
オフィスはオフホワイトを基調とする明るい内装で、ダイナミックな眺望を生かした開放感と採光性に優れた空間。法律事務所の既成概念が崩されると同時に、六本木ヒルズという街にマッチした快活な印象の空間に心地よさを感じる。TMIらしさが体現されているとも言えよう。