「時短英語」という英語学習の最新トレンド プロによる高精度の課題発見で時短を実現

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「私たちは、受講生の一分一秒を無駄にしたくないのです」と、岡氏は語る。

「自分の課題がどこにあるかをわからずにやっている勉強法はすべて遠回りになります。誰かの成功した学習法も関係ない。大切なことは、その人にとって必要な課題を見つけて、その都度解決していくこと。それが英語力向上のいちばんの近道なのです。第二言語習得研究によって、外国語の習得プロセスはある程度まで明らかにされており、このプロセスを踏まないものはすべて遠回りと私たちは信じています」

その知見に基づくメソッドで課題発見をし、トレーニングを提示しているトレーナーと進むからこそ、無駄のない英語学習が可能になるのだ。

「外資系企業に勤め、海外でバリバリ仕事をしていた英語講師がいたとしても、そのビジネス上のキャリアは英語教育の専門性とは無関係です。たとえば経営コンサルタントが経営コンサルティングの専門家であるように、私たちは英語教育の専門性を持った、英語を教える専門職をチームとして抱えています」と岡氏は続けた。

英語学習の総量を増やすのではなく減らす

そのようにして、英語力をアップさせた受講生の例を紹介しよう。双子の育児に奮闘するAさんは、スキマ時間をつなぎ合わせても、1日1時間確保するのがやっとという状況だったという。

「まとまった時間は15分しか作れないとのことでしたので、15分でクリアできるようなトレーニングをいくつか作り、ご提案しました。通勤電車の中でも取り組めるデイリールーチンのようなトレーニングがAさんには向いていたようです。Aさんだけではなく、時間に限りのある受講生の方は多いため、通勤時間帯などその方の生活パターンを把握したうえで、ご提案させていただくことも珍しくありません」と藤ヶ崎氏。

90日後、615点だったAさんのTOEIC®のスコアは、815点にまでアップしていた。

「受講生1人ひとりにとって、最適なゴールまでの道を示し、伴走していくのが私たちの強みだと思っています」(岡氏)

世の中には回り道をしている人が多すぎるのではないか。確かに英語習得に近道はない。だが、回り道せず最短でゴールにたどりつく道を選ぶことはできる。

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