公用語が英語に!その時、社員のホンネは? HDEではTOEIC270点でも何とかなるらしい

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東経:楽しい方向と言えば、セブ島での英語学習合宿もあるんですよね。

三宅:1カ月のセブ島での学習が用意されています。英語の勉強をしながら、懇親したり週末にはセブ島を満喫できたりと楽しい場のようです。私も今年セブ島に行ったんですが、仕事の関係で1週間しかいられず、ずっと英語の勉強だけで楽しむことができなかったのが残念です。それでも、一切日本語を使わずビジネスコースの勉強をしたことで、英語に関してはブレークスルーしたと感じています。

失敗を責めず「チャレンジ」を認める

東経:では新井さん、そもそも英語を公用語にするきっかけは。

HDE ビジネス・アドミニストレーション・ディビジョン
ヒューマン・リソース・セクション セクション統括
新井めぐみさん

新井:2011年頃からグローバルメンバーの採用を始めているんですが、グローバルメンバーが入ると就業規則や社内の通達を英語にしなければならないことに気づきました。それなら英語を公用語にしましょうと。コミュニケーションのツールとして社員がみな英語を使えるようにしましょうということになったんです。

東経:そうは言っても、苦労する人もいたんじゃないですか。

新井:そのとおりです。英語がネックになったり、会社の変化に対応できなかったりして、辞めていった社員もゼロではありません。でも、「変化に追従する、勉強して対応する」というスキルを求める社風が、今では確実に受け入れられてきています。TOEICの全社員の平均点も、2013年には500点に満たなかったんですが、16年に600点を超え、18年2月には700点目前まで上がってきました。

お昼どきのエレベーターホールでは、「今日のランチは何を食べに行く?」と英語でやり取り

東経:みなさん勉強することが習慣になっているんですね。

新井:はい、基本的に入社の段階で求めるのは「勉強する意志」であって、高い英語力ではありません(人事、経理などの特定の職種は除く)。さらに言えば、英語に限らず、HDEでは「学び続ける人材を育成する」ことを目標にしています。英語でも事業でも、真剣に取り組んで失敗したとき、失敗を責めることはしません。挑戦することを推奨する企業文化を徹底しています。

三宅:実は、私もいくつか失敗をしています。その一つは、大企業向けのサービスを、中小・中堅向けに改修して販売するものだったんですが、一つひとつが小さい案件になる予定だったので、効率化したシステムを用意していました。事前にコストをかけたにもかかわらず、全然売れなくてすぐ撤退となってしまいましたが、その失敗をとがめられたことはありません。むしろ、その効率化したシステムが「ほかでも使えるんじゃないか」と言われたぐらいです。

新井:ですから、英語だけでなく、さまざまなことにチャレンジしてそこから新しいことを得る精神を持った人と一緒に働けるとうれしいですね。

東経:挑戦するという社風、よくわかりました。今日は、ありがとうございました。

三宅、新井:ありがとうございました!

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