「東京都共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞」に見る、企業としての取り組み

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「東京都共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞」
/教育機関部門・その他民間団体部門受賞団体

今回の第2回「東京都共助社会づくりを進めるための社会貢献大賞」では、企業部門(大賞2団体/特別賞1団体)のほか、教育機関部門(大賞2団体/特別賞1団体)、その他民間団体部門(大賞3団体/特別賞3団体)が受賞した。取り組みの概要は以下のようになっている。

【大賞/教育機関部門】
東京都立六本木高等学校
総合的な学習の時間にボランティア活動を位置づけるとともに、学校外の学修において、ボランティア活動を単位認定。地域の団体や小学校などと連携して、清掃活動や行事の運営などのボランティア活動に生徒が参加。
八王子市立愛宕小学校学校運営協議会
地域住民や保護者による学校運営協議会が、本来の役割である学校運営の参画にとどまらず、地域住民などを巻き込んでさまざまな児童の体験活動を企画運営。夏休みの防災体験活動や近隣大学の敷地内での体験活動を実施。
【大賞/その他民間団体部門】
傾聴ボランティアグループ「ダンボの会」
外出困難な高齢者等が孤立しないよう、家庭訪問による傾聴を通し、心のケアや見守り活動を実施。高齢者自身が活動の担い手になることにより、生きがいや「お互い様」の関係づくりに寄与。傾聴サロンも運営している。
スープの会
路上生活者を訪問し、医療や社会生活の相談に乗るなど地域での生活を支援。地域生活者として自尊心を取り戻すきっかけをつくっている。活動参加者が新たなコミュニティ活動を始めるなど、地域活動の担い手育成にも貢献。
リバーサイド舟渡
町会や地元企業などの有志が「舟渡ラーメン」を地域イベントなどへ提供し、その収益を地元のボランティア団体や学校へ寄付。活動を通じ、地域コミュニティが活性化。若い世代の参加者が町会や消火隊に加入している。
【特別賞/教育機関部門】
千代田区立お茶の水小学校
月1回の地域清掃、花苗の植付け等を25年にわたり地域住民ボランティアと児童が協力して実施。高齢者施設や障害者団体と連携し、高齢者や障害者と触れ合う中で、児童の共に生きる心と態度を育てる取り組みを実施。
【特別賞/その他民間団体部門】
池袋東地区環境浄化推進委員会
地域の事業者など多様な主体が連携し、防犯パトロール、街頭清掃活動を実施。日本有数の繁華街を抱える地区における継続的な活動が犯罪認知件数の大幅減少に貢献。地元区の生活安全条例制定に向けた気運醸成に寄与。
八王子市町会自治会連合会
「向こう三軒両隣」「互近助(ごきんじょ)づきあい」を基本に、地域の発展に寄与。八王子市制100周年記念事業の一つ「全国都市緑化はちおうじフェア」の運営に全面協力。地域情報の発信強化と活動の担い手の育成に取り組む。
JCA(日本語教室)千歳船橋グループ・玉川グループ
日本語教室運営を通じた地域の外国人の生活支援を33年にわたり行い、世田谷区内に14教室を展開。語学教室のほか、相談対応・防災教室なども実施。「日本語教え方教室」により、ボランティアのスキル向上にも取り組む。