これからの学習は「親も学ぶ」姿勢が必要 「教育ママ」政井マヤさんと考える
政井 私も仕事をしているので、子どもに接する時間は限られてきます。だからこそ、子どもがつまづいたときに励ましたり、ひとつの課題をやり終えたときには、褒めたりといったフィードバックをきちんとしてあげたいと考えています。
親も子どもと一緒に勉強するという視点が必要
辻 小学3年生以上のタブレットコースは、学習を習慣的に短時間でやりたい方にお薦めのコースです。タブレット上のカレンダーやメッセージでその日にやるべき課題がわかるようになっているので、それに沿って勉強することで、お子さまが1人でも学習を進められるようになっています。しかも、タブレットコースでは、すべての教科がセットで提供されていて、「英語」のほかに「総合学習」という教科がプラスされています。この「総合学習」という教科はZ会ならではのものです。教科の枠組みを超えた内容で、生活に身近な問題などを扱っています。まさに考える力を養うのにもってこいの教材となっています。
政井 カレンダー機能によって今日やるべき課題がわかるというのはいいですね。ときどき子どもにお留守番をさせて、「この勉強をやっておきなさい」と言って出かけるのですが、あとで教材を見ても、どれだけやっているのかわからないんです。なので、実際には遊んでしまっていることも多いみたいで。Z会のタブレットコースだと、うまく子どもを誘導してくれるので、仕事が遅くなっても親としてはありがたいですね。
辻 小学3年生からは中学受験用のコースも設置しています。こちらはタブレットと紙教材を併用するかたちになっています。タブレットで先生の講義を動画で観て、ドリルで知識を定着させながら、添削問題を解いて、記述力を養えるようになっています。
政井 これから小学生の学習環境が大きく変わっていく中で、親はどのように子どもに接することが求められるのでしょうか。
辻 「こうしなさい」と決めつけてしまったり、答えをすぐに出してしまったりするのではなく、子どもが自分で考えられるようにじっくり待ってあげたり、まさしく、政井さんが心がけているように見守って褒めてあげたりすることが必要になってきます。子どもたちが楽しく、自信を持って学習できるようにサポートすることが保護者の方にできることですね。
政井 親も子どもと一緒に勉強する視点を持つことが大事なんですね。
辻 特に低学年のお子さまは、保護者の方のちょっとした見守りや声掛けが大きな励ましとなります。Z会では、保護者向けのサポートブックも提供していて、褒め方や躓いたときの励まし方の参考にできるようになっています。「がんばってね」と最後に声掛けするだけでも、やる気は相当変わってくるものです。これからの教育は激変する世の中を生き残っていくうえで、なくてはならない大きな力を身につけさせようとしています。これまでもZ会では考える力を大事にしていきましたが、それが今まさに必要とされる時代になっているのです。これから、ぜひZ会の教材を利用してお子さまの力を伸ばしてあげてほしいと思っています。