短期集中型「英語ジム」という選択肢

英語学習の新たなトレンドが、ここに

「TOEIC(R)で500点〜600点レベルの方なら90日で800点レベルに上がることも少なくありません。TOEIC(R)の対策を行っているからではなく、英語力が総合的に上がった結果、大きなスコアアップが実現するのです。結果は数値によって可視化しないと何とでも言えてしまいますから、積極的にテストを受けていただくようにしています。学びの成果をスコアで実証する。スコアを重視するのは結果がすべてである予備校事業のDNAが流れているからです」と岡氏。

しかも3カ月のトレーニングで身に付いた学習習慣が卒業後にも効果を発揮するという。「学習の継続にはモチベーションより『仕組み化』が大切」という考えにより、ENGLISH COMPANYは「やる気」や「モチベーション」を刺激することを狙わない。狙うのはむしろ「やる気がなくても続く仕組み」を作ることだ。

口コミで受講者数が増えているのは、前述の外資系企業の受講生だけではなく、誰かに語りたくなるほど、スマートな学びとその結果に満足している卒業生が多いからともいえる。

口コミで受講生が伸び続けている。トレーナーの人数という制約があるため、現在は需要に追いついていないのが実情かもしれない。しかし、トレーナーの質は重要な要素。いたずらな拡大には背を向ける

ENGLISH COMPANYの受講料は3カ月で45万円が基本。45分セッションを週4コマ(2日)で月12時間。

「専門性を担保した上での長時間のマンツーマン授業に毎日のオンラインサポートをつけて月に15万円という価格はパーソナルトレーニング系の英語スクールとしては価格を抑えています。2010年からのノウハウの蓄積により、開発コストをカットすることでこの価格を実現しました」と岡氏は語る。「効率的な学びの普及」をミッションとして掲げる企業だからこそ、こうした価格設定が可能になったとも理解できる。

取材時の10月中旬時点では、申し込んでもトレーニングを開始できるまで1~2カ月待ちの状況が続いている。既存のスタジオに希望者が押し寄せる中、東京だけではなく、名古屋、福岡、神戸などから「ぜひ早期にスタジオを開設してほしい」とのリクエストも寄せられているという。

しかし、恵学社はいたずらに拡大路線を歩む気はないようだ。トレーナーの求人には、毎月60人を越える応募者がいるものの、採用に至るのは2人程度。岡氏も「トレーナーの質で妥協するつもりは一切ない」とコメントする。ちなみに、トレーナーの採用基準の前提条件がTOEIC(R)900点。もちろんTOEIC(R)のスコアだけで採用に至ることはない。これはあくまで前提だ。このハードルを下げる予定もない。恵学社としてはトレーナーを慎重に採用、しっかりと教育しながら、この一年では5カ所ほどスタジオを新設する計画だ。

口コミは東京以外にも拡大しているのだろうか。名古屋や福岡などからもスタジオを開設してほしいとのリクエストがある。現在は9カ所。年間で5カ所程度の新設を予定している

今やさまざまな仕事で必須になりつつある英語力。気合いと根性から脱却し、スマートに学べるジムがどこまで拡大していくのか。これからが楽しみでもある。

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