「体育学部だから」叶えられる夢がある 国士舘ならではの目標を実現する環境

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国士舘大学体育学部3年生の4人の女子学生に話を聞いた。(左から)こどもスポーツ教育学科の平口桃子さん、松林友梨奈さん、スポーツ医科学科の朝生真子さん、大曽根優希さん
澄み切った青空のもと緑の木々に囲まれた国士舘大学多摩キャンパス。初夏の陽気に恵まれた6月初旬に開催されたオープンキャンパスでは、熱心に構内を案内する女子学生や親と連れ立って見学に来た高校の女子生徒などの溌剌とした姿が目立っていた。硬派な体育会系男子学生が多いという従来の国士舘大学のイメージとは少し異なった、今どきの国士舘大学のキャンパスライフについて現役学生から話を聞いた。

国内有数の充実した設備に男女問わず志望者が

国士舘は2017年11月、創立100年を迎える。1917年に東京・麻布で私塾「國士館」としてスタートして以来、多くの人材を輩出してきた名門校の一つである。そんな国士舘の看板学部である体育学部といえば、体育学科や武道学科をイメージする人も多いかもしれない。だが、国士舘には、ほかにも特色ある学科が二つある。一つは、救急救命士の養成に特化した「スポーツ医科学科」だ。指導陣には、医師や東京消防庁の隊長経験者などを擁するほか、さまざまな高度医療器材が整っており、その設備は国内有数の充実度を誇っている。そのため男子学生だけでなく、目的意識を持った体育会系以外の女子学生たちも全国からたくさん集まってくるのだ。

オープンキャンパスで出会ったスポーツ医科学科の3年生である大曽根優希さん(20)は茨城県出身。救急救命士を志して、国士舘の門を叩いた1人である。

「救急車での緊急処置を行う救急救命士は私たちにとって身近な存在ですが、その職種自体を知らない人も意外に多いんです。私もその名前を知ったのは高1の進路指導のとき。でも、高3の夏に改めて調べてみると、とてもいい職業だと感じたんです。国士舘は救急救命士を育成するための指導者や設備がすごく整っていたこともあり、志望しました」

救急救命士を目指す目的意識の高い女子学生たち

スポーツ医科学科は2000年、4年制大学としては日本で初めて救急救命士の国家試験受験資格を取得できる学科として設立された。1学年には約150人の学生が在籍。実習では学生10名に対し教員1名というキメ細かい指導のもと、現場での実践力を重視した教育が行われている。

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