エンパワーメントで実現
新時代の働き方改革

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生産性の可視化によりエンパワーメントを実現

代表取締役社長
荻島 浩司

「さらに」と荻島氏は加える。「『TeamSpirit 』は、働く人のビッグデータが自然に集まって可視化できる画期的なプラットフォームです」と語る。

ホワイトカラーの生産性可視化には工数管理(仕事別作業時間記録)が必須だが、「TeamSpirit」なら、誰がどのような作業にどのくらいの時間携わっているのかをリアルタイムで把握できる。「ダッシュボード」とよばれる機能で気になるメンバーの時間の使い方や、残業時間を含めた働き方の状況や経費の利用状況などをグラフ化して確認することができ、マネージャーは社内SNSを使ってその場で部下にフィードバックすることが可能だ。

荻島氏は、こう強調する。「経営の本質は、可視化すること。働き方を含め、会社の情報をきちんと共有することではじめて、社員一人ひとりの意識改革が起こり、自律的な仕事を促すことができます。『TeamSpirit』は、個人や組織をエンパワーメントするためのツールなのです」

新しい働き方を研究・提言する「働き方改革研究所」を設立

「ただし、本当の意味での働き方改革を実現するには、全社的な意識改革と構造改革が必要です。その支援となる知見を蓄えるとともに、次世代に向けた提案を行うために、この5月に『働き方改革研究所』の設立を発表しました」

広く実務家コミュニティと連携し、長時間労働是正にとどまらない、生産性向上や新事業創造など経営戦略レベルの新しい働き方を提案・実行することが狙いだという。企業・団体などのほか、大学などの研究機関との連携を通じ、企業の成長に貢献することを目指す。

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