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閉塞経済-金融資本主義のゆくえ 金子勝著

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市場を重視して政府の規制は二次的な「新古典派総合」が、現代の経済理論の主流。それを「根底から疑わなければならない」とする経済学者による新経済学試論。

金融市場が過度に肥大した今の「金融資本主義」経済の下では、サブプライム問題のようなバブルの破裂は必然的に起こる。しかし、経済学はバブル繰り返しの病理解明や市場の規律に役立たず、危険な投機を助長。また「構造改革」と「規制緩和」が日本で追求されたものの、新たな成長分野を育てずに格差と社会混乱を生んだだけ。そして、閉塞を抜け出すためには、平等や正義を重視する新たな経済学の構築を呼びかける。それは「異端にこそ真理」があるとして「分配」に注目。

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