バロックジャパンリミテッド

成長し続けるバロックの強さの秘密とは

日本発のファッションブランドで世界を目指す

TOP INTERVIEW
将来的には海外売上高比率70%へ真のグローバル企業を目指す

― 創業以来急成長しています。

バロックジャパンリミテッド
代表取締役社長
村井博之

村井 当社はもともと、数人の若いデザイナーが「自分たちが着たい服がない。だったら自分たちで作ろう」と、渋谷の109に小さなショップを開いたのが発祥です。その点で、商品の企画力には自信を持っています。さらにお客様の要望を知り尽くす販売員の声を生かした商品づくりを行っています。それが支持され、中には毎週のように来店いただける方もいます。

店舗でも「自分たちのアイデアが生かされた商品だから、自信を持って売れる」というモチベーションが生まれ、商品を売り切る販売力につながっています。

― 2013年に中国の靴製造小売最大手、ベル社と合弁事業が始まりました。

村井 資本提携により年間50~60の出店ペースを実現しています。中国でも『マウジー』や『スライ』のファンになっていただけるお客様が着実に増えています。

さらにベル社は、今後ファッションを強化する考えです。同社からは、年間100店ペースで出店したいという要望も来ており、今後成長がさらに加速すると予測しています。

― 製造業勤務時は、中国での事業展開に携わったそうですね。現在、SCM改革を進めているそうですが、その経験はどう生きているのでしょうか。

村井 アパレル業界ではこれまで、デザイナーが絵を描けば、後はそれを商社が預かり、原料の調達から生産、物流まで全部やってくれました。ビジネスを起こすという意味ではメリットがありましたが、時間やコストがかかるのは確かです。

製造業であれば、原価やリードタイムにこだわるのは当たり前ですが、アパレル業界ではなかなかそれができていませんでした。当社はベル社との提携により、中国全土の物流網などの機能を利用できます。これにより、企画・開発から生産、物流、販売までにかかる時間やコストを大幅に削減することが可能になります。これらを含むSCM改革を今後も積極的に進めていく考えです。

― 16年には米国に進出されました。将来像をどう描いていますか。

村井 米国では小売は難しいと言われますが、世界最大級のマーケットであることも事実です。勝ち方を探る意味も含めて、挑戦したいですね。さらに近い将来には、東南アジア、南米などにも進出したいと考えています。日本の大手製造業などでは、海外売上高比率が高くなってきています。当社も将来的には海外売上高比率70%を超える本当の意味でのグローバル企業になりたいと考えています。

また、当社は株主の皆様への利益還元を強化するため、18年1月期以降は、配当性向30%~40%の安定配当を今後の基本方針としています。投資家の皆様にも、ぜひ引き続き、中長期的な視点でご注目いただきたいと願っています。

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