山ほど働いても「平気な人」と「病む人」の差

死ぬくらいなら会社を辞めるのも一手だ

私たちはいったいどこまで頑張ればいいのでしょうか(撮影:今井 康一)

政府が「働き方改革」に乗り出したことや、昨年発覚した電通の新入社員の過労死事件を契機に、過労や長時間労働の問題は世間でも大きな関心事の1つとなりました。その結果、残業時間を極力減らすように従業員に働きかけ、「22時以降の自動消灯」や「直行・直帰の推奨」などの対策をとっている企業も増えているようです。

しかし、仕事自体が減らなければ結局は家に持ち帰って仕事をせざるをえず、過労死の事件を聞いて「ひとごとじゃない」と思う人は少なくないのではないでしょうか。メディアでは、たゆまぬ努力で逆境を乗り越え成功した人がクローズアップされる一方で、近年は仕事を頑張りすぎた結果、過労死や過労自殺という形で命を落としてしまうニュースが報じられることも多くなりました。

そもそも、私たちはいったい、どこまで頑張ればいいのでしょうか?

働いている時間だけでは判断できない

たしかに、頑張ることは大切です。働いていると、誰でも頑張らないといけない場面、無理をしないといけない場面に出くわすことはあります。

しかし、私が監修・執筆協力した『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』でも触れていますが、頑張り続けて、プツンと切れてしまう人も多々います。

次ページたった1歩だけで「明日は会社に行かなくていい!?」
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