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グーグルの働き方を変えたテクノロジー3つ 使いこなせばもっと柔軟に働けるようになる

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無駄を排してクリエーティブなことに時間を使えれば、イノベーションは生まれる(写真:tkc-taka / PIXTA)
テクノロジーに力を借りて、チームの働き方が「スマート」に変われば、個々人の「できる」は大きく増えるという。『ワーク・スマート』を書いたグーグル専務執行役員CMOの岩村水樹氏に詳しく聞いた。

自身が仕事に埋没していたからこそ

──ご自身が働く女性のロールモデルなのですか。

10年前、グーグルに入社し、ワーキングマザーとしてスタートしたので、働いていればロールモデルになるのではと思っていたが、実はそうならなかった。自分に続く人はしばらくいなかった。私自身、仕事に埋没していて、そういう意識をシェアリングしてもいなかった。

これではいけない、働き方のナレッジを共有する場を作ることが大切だと思い、2014年にWomen Willプロジェクトを創設した。テクノロジーとフレキシブルに働ける環境は、女性が働き続けるために役立つ。テクノロジーを活用して働き方を変えていく活動を、仕事の一環として始めた。多方面の方々と対話を積み重ね、どうやったら日本の職場をワーク・スマートに変えていけるか、働き方を新しくできるか、実践的な知恵を学び合った。

──ワーク・スマートとは。

語感としてスマートという言葉にテクノロジーを感じてほしい。ただひたすらに頑張るよりは柔軟性を持ってクリエーティブなところに時間を使う。それがもちろん仕事でも、仕事以外のことであってもいい。テクノロジーを活用して仕事を賢くマネージして、トータルとして幸せな人生を送る。リブ・ハッピー。そう考えてこの活動を進めてきた。

──イノベーション喚起にもつながる?

無駄を排してクリエーティブなことに時間を使えれば、イノベーションは生まれる。新しいものを生むことができる。ルーチンワークや非効率的な作業に時間を費やすのではなく、自分がオーナーシップを持ってこんなことがあったらいいと、情熱を傾けられる仕事やテーマに時間が割くことがイノベーションの1つの糸口になる。

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【イノベーションが生まれる現場とは】

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