vipabc

「オンライン英会話」の新基準を創り出す シリコンバレー発の技術力と顧客第一主義

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2016年より、オンライン英会話サービス「vipabc」が国内でスタートした。運営するのは、「ユニコーン企業」として知られるiTutorGroupの日本法人、VIPABC株式会社。シリコンバレー発の高度なテクノロジーとユーザー第一主義の手厚い人的サービスで、画期的な英会話学習を実現する。

EdTech界の巨人が
満を持して日本に上陸

オンライン英会話学習プラットフォーム「vipabc」を提供するVIPABC株式会社が、2016年3月に日本で設立された。24時間365日、ネイティブ講師による英会話学習を可能にする。

同社は、2004年にアメリカ・シリコンバレーで創業したiTutorGroupの日本法人だ。同グループが各種教育サービスを通じて行った累計レッスン数は1000万回以上を数え、これまで400以上の企業が社員教育のためにそのレッスンを導入した実績を誇っている。2012年には、技術水準やイノベーション能力、市場影響力の高さが認められ、シリコンバレーでもっとも影響力を持つインターネット技術雑誌「レッドヘリング」の「イノベーショングローバルTOP100社」に選出。将来性が高く評価され、ゴールドマン・サックスやサイバーエージェント、SBIホールディングス、アリババグループ、テマセク・ホールディングスなどから出資を受けている。企業の資金調達状況や業界動向をレポートしているアメリカの「CB Insights」による2016年の調査では、iTutorGroupは成長著しいEdTech(教育+テクノロジー)産業において「もっとも投資を集める企業1位」として報じられた。評価額が10億ドル以上であり、かつ非上場の企業のみに称される「ユニコーン企業」として、タクシー配送サービスのUberや民泊サービスのAirbnbなどとともに注目を集めている。

先進テクノロジーの活用と
人的サービスの拡充

これほどの注目を集める理由は、先進テクノロジーの活用と、機械に拠らない人的サービスの拡充という両輪にある。

オンライン英会話サービスのほとんどはSkypeなど既存のインターネット通信を借りる形で行われているが、「vipabc」は通信技術から学習画面まで、コミュニケーションプラットフォーム技術のすべてを自社で開発。安定した通信状態を提供し、かつ英会話学習に適した構造設計を自由に改良でき、質の高い学習環境を実現している。

また、特許も取得した独自のマッチングシステム・DCGS(Dynamic Course Generation System)をサービスの基盤に据えている。これは、ユーザーの英語レベルに加え年齢や職業、趣味嗜好といったデータを元に最適な講師や教材、クラスメートを選出させるシステムだ。レッスンの内容や、ユーザーと講師双方からの評価を重ねることでも情報が更新され、利用するたびにマッチング精度が高まることで、満足のいく学習体験を行えるとしている。このDCGSの存在により、ユーザーは自分に合ったレッスンを受講できるので、モチベーションが維持される。そして継続的に、意欲的に学ぶことができ、結果としてより効率的に上達できるのだ。

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