vipabc

「オンライン英会話」の新基準を創り出す シリコンバレー発の技術力と顧客第一主義

拡大
縮小

一方、実際に英語を教える講師の質も高い。全世界80カ国以上、1万名以上の講師が在籍しているが、そのすべてが、英語教育資格であるTESOL/TEFLを所持し、さらに英語が母国語で大学卒業以上の学歴であることを必須条件にしている。職務経験も多彩であり、法律や医学などの専門知識に特化した講師も数多く在籍しているという。各国の拠点に採用担当がおり、英語講師養成講座を設けているESL教育機関とも提携して、優秀な人材を積極的にリクルーティングした結果だ。登録後は、ユーザーからのフィードバックによっても資質を高められ、評価の低い講師は一旦レッスンから外され、スキルアップのために追加トレーニングを受けることになる。

担当スタッフによる顧客サービスも手厚い。VIPABC株式会社では、ユーザーが困ってから相談を受け付けるのではなく、積極的にユーザーに関わって課題を解決する姿勢から、自社のカスタマーサービスを「カスタマープロテクション」と呼称する。たとえばユーザーの出席状況などをモニタリングするツールがあり、出席数が落ちてきたり講師への評価が低かったりした場合は電話やメールで連絡を入れて問題の原因を尋ね、解決を促していく。オンライン英会話学習が続かなくなるのは、細かな不満の積み重ねだ。スタッフがユーザーに身近に寄り添う手法はチューター制度に近く、適宜きめ細かな応対を行うことでモチベーションを維持し、英語上達へ導いていく。オンライン英会話業界には、定額制のレッスン料を支払いながらも受講頻度の低い「休眠会員」を、ビジネス上の大きな収益源とみなす企業もある。しかし、VIPABC株式会社は、学習者の利益を第一に考えた結果、時間がたつほどユーザーにフィットする「休眠会員を生まないシステム」を作り上げたという。同社は、ユーザーの顧客満足度を高め、それによってブランド価値を高めていく道を追求している。

学習効率を高める
独自のプラットフォーム

手軽にレッスンを受けられる点も人気の秘訣だ。マルチデバイスに対応しており、PCやタブレット、スマートフォンのいずれでもサービスを受けられる。タブレットやスマートフォンの場合はiOS/Androidそれぞれの専用アプリで受講することができ、PCの場合はwebブラウザで利用可能だ。

レッスンの種類は、1コマ45分間の「マンツーマンレッスン」、1クラス6名までの「少人数レッスン」、聴講形式の「vipレクチャー」、同じく聴講形式で10-20分と短い「プチレクチャー」の4つ。世界中に講師が在籍しているため、講師ありきではなく、ユーザーが希望したコマに合わせて、講師を割り当てることが可能なため、24時間いつでも希望の時間帯を選択できる。しかも、5分前までレッスンがキャンセル可能なので、無駄なく予約を調整することができる。

専用の受講画面は、左上に講師の映像、左下にチャット、右に大きなスペースが設けられている。このスペースはホワイトボードと呼ばれ、教材が次々に映し出されていく。講師がそこにリアルタイムに、直接テキストを打ち込んだり、フリーハンドで線を描いたりすることができるので、会話だけでは伝わりきれなかったポイントを視覚的に理解することができる。こうしたインターフェースは、Skypeを使ったサービスでは実現できなかったところだ。通学式スクールのレッスンをそのままオンラインで実現しているといっても過言ではない、既存のオンライン英会話と一線を画す要素はこんなところにもありそうだ。

また「vipabc」の特徴は、ユーザー側にカメラがいらないということだ。講師の姿は見えているが、こちらの姿は講師や同じグループメンバーに表示されることはない。これは、部屋を清掃できていない、身支度を整えていないといった状況でもスムースにレッスンを受けられるようにするための施策で、受講への心理的な障壁を下げる働きがある。また、ついボディランゲージに逃げてしまうといった事態を防ぐ効果もある。

レッスン内容はすべて録画されている。そのため、ユーザー側で特別な機器を用意する必要がなく、いつでも振り返り学習を行えるのは便利だ。

はじめにDCGSの設定(お好み設定)を行ったあと、初回レッスンで英語学習レベルが設定され、その後自分のレベルに適したレッスンをこなしていくことになる。随時、日本人スタッフと電話やメールでやりとりできるので、疑問点はその都度解消できる。

オンライン英会話学習に
新たな選択肢を示す

「vipabc」は、スクール型のような質の高さを、オンラインで目指している。ついついテクノロジー領域の先進性ばかり注目されがちだが、「個々のユーザーが本当に身につけたいことを、しっかりと成果が表れるまで指導する」という教育サービスの本懐を見失わず、ユーザー第一主義を徹底したことが、国際的成功の背景にある。

グローバルにおいて大きな成果を収めているが、VIPABC株式会社は日本国内で発足して1年足らずであり、現在人員や体制を強化している最中だ。まずは、世界的に評価の高い「vipabc」の学習メソッドを日本でも広めていく。そして、日本の英語学習を支える新しいインフラを構築することによって、「英語が話せる日本人」が当たり前となる社会づくりに貢献していきたいとしている。

vipabc高品質オンライン英会話|24時間365日年中無休
www.vipabc.co.jp
お問い合わせ