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生保会社が注力する信託との仕組みづくり 安心して保険金を残すために

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一谷◉新しく提供する機能は3つです。まず1つ目は、財産交付の期間に応じて、異なる交付金額の設定が可能になりました。進藤さんのお子さんも、小学生のときと中学生・高校生、そして大学生のときとでは必要となる学費や生活費は異なりますよね。今回の機能追加により、お客様がご契約時に指定する期間ごとに交付金額をきめ細かく設定できるようになりました。

たとえば、お子様がまだ小学生のうちは、毎月の交付金額を5万円にし、中学生・高校生の間は毎月10万円、高校を卒業した後は毎月15万円にするなど、お子様の成長に合わせて、生活資金を段階的に設定しておくこともできます。

2つ目として、ご指定いただいた期日での受益者の変更、信託契約の終了が可能になりました。従来は、信託を設定したお客様の死亡後は、信託財産が無くなるか、お金を残す相手である受益者がお亡くなりになるまでは、途中で受益者を変更したり、信託契約を終了させたりすることはできませんでした。今回、新たにお客様がご契約時に指定することにより、定められた期日で受益者の変更や信託契約の終了を行えるようになりました。これにより、たとえば、お子様が成人される年をもって、信託契約を終了し、その時点で残っているお金を一括でお子様に交付するといったこともできるようになります。

3つ目として、複数の受益者を設定し、同時に交付することが可能になりました。従来は、1つの生命保険契約に対して、1つの生命保険信託契約の締結しかできませんでした。今回、1つの生命保険契約を原資として、複数の生命保険信託契約を締結し、同時に複数の受益者に交付することができるようになりました。1つの生命保険契約の保険金を配偶者と子どもそれぞれに同時に交付するといったこともできます。

*交付金額は一例であり、図はイメージです。
*複数の受益者を設定し、同時に交付する場合、受益者ごとにそれぞれ契約事務手数料、管理手数料等がかかります。

お支払いする保険金はもちろん「お金」ですが、生命保険信託は、そのお金の使い方を決め、名前を付けておくようなものです。今回の機能拡充により、「保険金の受け取りもオーダーメイドにしたい」というご要望がある方々に、さらにご利用いただけるものと自負しています。

ライフプランナーだからこそ生み出せる価値

進藤◉オーダーメイドとのお話ですが、まさに100人のお客様がいれば100とおりのニーズがありそうです。お客様一人ひとりにきめ細かく対応する必要があると思いますが、御社ではどのように取り組んでいるのでしょうか。

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