複合機選びで失敗しない5つのポイント 「セルフメンテナンス」という発想の転換を

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「メンテナンスのしやすさ」が、実は今回の5つのポイントで最も強調したいところだ。複合機における、発想の転換と言ってもいい。

たとえばこんな時、どうすべきか。営業資料をプリントしたいのに複合機が故障、保守員が来るのに最速で30分、でも20分後の電車に乗らないと――。これからの解決方法は、「自分で直す」だ。

そもそも一般的な複合機は機構が複雑化してユーザーが扱いにくくなっており、そこに保守員が必要となるさまざまなソリューションを付加しているからこそ、費用も高額になっている。そのうえ、前述のようにエラーによるダウンタイムに悩まされることもある。

もし、メンテナンスが簡単で、エラーや部品交換に対してユーザーが自ら対処できたなら、保守員を呼ぶ回数も減るし、ムダな時間も費用もかからない。「COREFIDO」シリーズは、まさにそれらを追求した高いセルフメンテナンス性を特長としている。

ほとんどのメンテナンスは本体カバーを“ガバッ”と大開口することで対応できる。紙詰まり箇所も一目瞭然だし、第3世代の「COREFIDO3」以降のモデルでは、パネルにエラーの修復時間の目安も表示されるため、保守員を呼ぶ判断もつきやすい。また、同じく「COREFIDO3」以降実装している「クラウドメンテナンスプラットフォーム」は、ユーザー自身で解決しにくい故障でもオペレーターがクラウドを通じて機器の状況を確認し、適切な対処をサポートしてくれる頼もしい機能となっている。

写真のようにまさに“ガバッ”と口が開く。紙詰まりの解消はもちろん、そのほかのメンテナンスも容易になる。機種はMC883dnw

OKIデータの「COREFIDO」シリーズが、なぜそれほどシンプルで扱いやすい設計を実現しているのか。それはほかのメーカーのようなレーザー複合機ではなく、独自のLED技術を採用した複合機だからだ。

レーザーが光源の場合、光をまずポリゴンミラーに当て、レンズを通してドラムに光を当てる必要があるため、光源からドラムまでの距離が10cm以上必要となり、サイズは大きく機構は複雑になる。それに対してLED複合機は本体を開けるとカバーの部分に数千ものLED光源が並んでおり、直接ドラムに元絵を書き込むため、構造が非常にシンプルなのだ。光源からドラムまでの距離もわずか1cm。そのため大切なビジネス文書においては、レーザーよりも遥かに高精細の文字が印字できるのが特長で、何より本体サイズがコンパクトになる。紙送りもシングルパスで済むため、両面印刷の高速化も実現している。

OKIデータがこうした先端のLED技術を持っているのは、30年以上前からLEDプリンターの研究を行ってきたため。メンテナンスが簡単で、コンパクト、そのうえ高精細。「COREFIDO」シリーズは、次世代のオフィスシーンに最適なLED複合機と言える。

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