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複合機選びで失敗しない5つのポイント 「セルフメンテナンス」という発想の転換を

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多くの機能が加わり、日々進化するオフィス向け複合機だが、頻繁に起こる紙詰まりやトナー切れ、イメージドラムの劣化による不具合など、ユーザーのストレスは相変わらず。その対応に追われた経験のあるビジネスパーソンも多いだろう。しかも、オフィス向け複合機は、保守員によるメンテナンス代や消耗品など、本体以外のコストが上乗せされる高コスト構造になりがちだ。できるだけトータルコストを削減できて扱いやすい複合機はないものか……。今回はそんな「ムダのない複合機」を選ぶためのポイントを紹介したい。

複合機の最大のトラブルは、なんといっても突発的な故障。エラー箇所を何度直しても正常運転に戻らず、結局サポートセンターへ連絡して保守員を呼ぶことになる、というのはもはやオフィスの日常風景だ。もちろんどのメーカーでも素早く保守員が対応してくれるが、こうしたお手上げ状態の故障には、予期せぬ修理代が付きもの。メーカーや製品によって異なるものの、一般的に無償保証は購入後1年程度で、それ以降は保守員1人あたりの訪問料や技術費用がかかり、交換部品代も実費で請求される。

そうした想定外のコストを抑えるべく、独自のサポートを展開しているのがOKIデータの「COREFIDO」シリーズだ。その違いは5年間にわたる無償保証。保証期間内は何度でも無償で対応してくれるので、保守コストが大幅に削減でき、購入後の不安が大きく解消される。近年では多くのメーカーが有償保証パックを提供しているが、有償か無償かの違いは大きい。必ず保証内容をチェックしておこう。

オフィス複合機を運用するにあたってコスト削減の大きな壁となっているのは、使用枚数によって寿命がやってくるメンテナンス品。先述の故障もまた、交換部品の摩耗によって起こることが多く、これらは定期的なメンテナンスを行ってもいずれ交換する必要がある。特に定着器ユニットなどは部品だけで数万円かかり、さらに保守員による交換となれば、もちろんその分の費用も上乗せされる。

COREFIDO3に対応するMC883dnwv。COREFIDO3Sに対応するMC883dnwv バリューS/M/L/XLタイプもある。簡単に言えば、サイズはコンパクト、取り扱いも容易で、価格もリーズナブル

OKIデータの「COREFIDO」シリーズは第2世代の「COREFIDO2」以降、「メンテナンス品5年間無償提供」によってそのコストカットも実現している。これは5年以内に交換寿命を迎えた定着器ユニット、転写ローラー、ベルトユニット、給紙ローラーなどのメンテナンス品を無償提供するもの。交換作業もユーザーが自らできるほど簡単だ。保守費用と交換部品、さらに交換費用を合わせると、有償と無償では5年間で20万円近い差が出るという()。

従来品との比較

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