オンラインとオフラインの垣根を越えた
総合決済サービスを提供
信頼の決済サービスを
オフラインでもオンラインでも提供
三井住友銀行グループのSMBCファイナンスサービスが決済代行業務を開始したのは1979年、決済サービスを提供する会社として34年の歴史を持つ。取締役専務執行役員決済ビジネス本部長の志田弘一氏は「決済の現場で生じる様々なお客様のニーズにお応えするノウハウが、長い歴史の中で当社には蓄積されていると思います。また、三井住友フィナンシャルグループで定められた厳しいセキュリティ基準に沿って決済業務を遂行し、クレジットカード決済については国際的セキュリティ基準PCIDSSの最新版にも完全準拠しています。そのため企業様、消費者様には安心してご利用いただけます」と語る。決済サービスを提供する会社として長い歴史を持つこと、銀行グループの一員であることへの信頼感と安心感は大きい。
同社がネット通販などの非対面取引向けに「決済ステーション」サービスを開始したのは2009年。強みを発揮してきたオフライン決済だけでなく、オンライン決済もワンストップで提供できるプラットフォームを開発した。現在は、クレジットカード、コンビニエンスストア(受付番号/払込票)、ゆうちょ振替、銀行振込、ペイジー、ネットバンク、電子マネーの各種決済手段を提供している。
「クレジットカード決済が広がる一方、コンビニエンスストアで実際に払込票を使うほうが安心という方もいらっしゃいます」(志田専務)。また銀行振込決済サービスでは、顧客または注文ごとに三井住友銀行の専用口座を割り当てることが可能で、同一口座に複数の顧客や多数の注文に関わる振込がある通常の銀行振込と比べ、消込み作業が容易になる。ネット通販の利用者層が広がり、選ぶ決済手段も多様化しており、自社の顧客の志向に合わせて、ワンストップで複数の決済手段を提供できるのが「決済ステーション」の強みといえる。
クレジットカード会社やコンビニ本部などとの各契約はSMBCファイナンスサービスが代行するため、簡易で安心であり、システム構築時も「決済ステーション」のみと連携すればよいため、開発工数も少なくて済む。支払手続画面はSMBCファイナンスサービスが提供する画面をそのまま利用することも、自社で用意することもできるなど利用方法も柔軟だ。