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アナリティクスが創出する
新しいビジネス価値

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経営トップが率先して
データ活用を
進めることが重要

―日本では、経営の意志決定にデータを活用する企業がまだ少ないとのことですが、その理由はどこにありますか。

元橋 日本の経営者は、長年自社や同じ業界に携わってきた人が多く、経験が重視されてきたためでしょう。

米国の企業では、経営者が異業種から招かれることが少なくありません。M&Aも日常茶飯事です。このため、的確な経営判断のためには、さまざまなデータが不可欠となります。また、経営者はステークホルダーに対して、自分の判断の根拠を説明しなければなりません。ここでもデータが活用されます。

日本の企業においても、グローバル化の進展など、経営環境が刻々と変化しています。これまでの経験が通用しない場面も多くなるだけに、データに基づいた判断を求められる機会が増えてくるでしょう。

―データ活用により新たなビジネス価値を創出するためには、どのような点が大切ですか。

社内にデータを活用する風土をつくることも大切です

元橋 経営トップが率先してデータ活用を進めることです。中期経営計画の策定や発表などにおいても、データを分析した結果により意志決定していることを明確に伝えます。さらに、社内にデータを活用する風土をつくるとともに、データ活用能力の高い人材を育成することも大切です。

日本企業には高い品質やコミュニケーション力など、世界に誇れる強みがあります。これにデータ分析・活用力が加われば「鬼に金棒」です。ぜひ取り組みを進め、国際競争力を高めてほしいと願っています。

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SAS Institute
アナリティクスで経営革新を
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