意外に多い「夫からの三下り半」とその理由 いったい何が夫に離婚を決意させるのか?
「嫌みや文句が積み重なって、妻の愛情を感じられないと、男は『俺はここにいなくていいな』となるんです。妻からすれば『言えばいいのに』と思う毎日の不満も、夫からすれば『愛があれば、俺の不満に気づくはずだ』というのが言い分。面倒ですけど、これが男の本音ですね。
自分の母親と比べて『結婚した君は、どうして愛してくれないの?』と思う男性も少なくない。自分に愛情を注いでくれる浮気相手に走る男性が多いのもそういうことです」
まるで子どもと同じ! でも、そんなこと言ってられません。離婚されない妻になるにはどうすれば?
「一番は喜んであげること。妻がニコニコして喜んでくれたら、『俺がいると妻はうれしいんだな』と、男は自分の存在意義を感じて、家庭が大好きになるんです。喜べるところがないと思う場合は、事実をきちんと認めてあげることから始めましょう。
夫たちの告白「離婚を考えた瞬間─妻のここが嫌!!」
例えば夫が仕事をして経済的に家計を支えているなら、その事実に対し「雨の日も風の日も、頑張って働いているわね」と、ねぎらいの言葉を。「ありがとう」だけでは夫は気づきません。恥ずかしくても笑顔で言葉にするのが大切です」
“男はつねに妻のヒーローでいたいと思っている”と女には若干理解しがたい夫の願望を教えてくれた下木さん。そんな夢見る夫の気持ちを萎えさせる瞬間とは!?
次は、赤裸々な夫たちの告白「離婚を考えた瞬間──妻のここが嫌!!」をご紹介します。
■「毎月、生理のたびに離婚のふた文字が」(東京都・42歳・自営業)
ズバリ、妻の生理中です。これは結婚する前からなんですが、生理になる3〜4日前からだんだんイライラしだし、そこから1週間は最悪。もちろん最初は、女性って大変なんだと理解したつもりだし、家事全般を手伝ってきました。腰のマッサージだってしました。
それがいけなかったのか、どんどん妻の態度はエスカレート。妻が生理中の私はもはや奴隷状態です。ソファーにドカッと寝転がり、腰が痛いんだからコーヒーいれろだの、起き上がれないからリモコン取れだの、生理中の最低4日間は腰を揉めだの……。最初はしぶしぶ応じるのですが、「それくらい自分でやってよ」と言ったら最後、決まって「男に生理のツラさはわからない!」とブチ切れられます。実際、なったことないので、そりゃ、わかりませんよ(開き直りじゃないです)。でも、それを言ったら本当におしまいなので、グッとこらえるしかありません。
つまり月に1度、といっても10日以上は、家事もしなければ当然、飯もなし。私からしたら、ただのサボリにしか見えません。毎月、生理のたびに離婚のふた文字が頭をよぎります。
■「まるでストーカー。すべてを把握したがる妻に嫌気」(千葉県・37歳・会社員)
結婚して13年。毎日、妻からの監視にウンザリしています。ラブラブだった新婚当初は、お互いの“帰るコール”のメールはハートマークなんてつけていましたが、今は仕事が終わったらなぜか「今、終わりました。帰ります」と敬語でLINE。
それだけならまだしも、飲み会はもちろん、残業するときまで、誰とどんな内容の仕事で遅くなるか報告しなければなりません。報告が少しでも遅いと「何してるの?」と、大量のLINEが。だからといって、報告しても既読無視だし、早く帰っても喜ばれるわけでもないんですけどね。