トヨタ プリウスPHVの「幅」 モニター二人の使用例を紹介

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充電するほどに得になる。しかし充電がマストではない

〝充電しなければ〞ではなくて〝充電したい〞という二人の声は、プリウスPHVという車の本質を的確に表わしているように思える。電池が切れれば停止するしかないEVでは〝充電しなければ〞になりがちだが、電池が切れてもHV走行になるだけのPHVでは充電はマストにならない。充電するほどに得なので〝充電したくなる〞のだ。 

Aさんは折に触れて、Bさんも日に一度充電しているが、まったく無理はしていないことが伝わると思う。充電という点を除けば、普通の車と何ら変わることなく使っている。それでも、もっぱら近場の利用が多いAさんは燃費249km/リットルにもなり、毎週遠出のドライブを楽しむBさんでも燃費41km/リットルを記録した。お二人の使い方に近い読者は、かなり多いだろう。 

グラフからも明らかなように、お二人の使い方に見られる大きな幅こそが、さまざまな暮らし方に対応できるプリウスPHVそのものの幅と言えるのではないだろうか。