キャビンアテンダントの採用試験を徹底公開 「CA」就職講座 今やっておくべきこと<1>

✎ 1〜 ✎ 59 ✎ 60 ✎ 61 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
CA内定者はモチベーションが高く、内定後も積極的に活動している(10月の都内で開催された内定者セミナーにて、撮影:今井康一)
採用選考解禁が6月1日に前倒しとの報道を受け、日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)など航空会社のキャビンアテンダント(客室乗務員 以下「CA」)を目指している学生のみなさんは、「そろそろ準備をしなければ!」と気持ちを引き締めておられることでしょう。今回から、CA採用試験のために「今の時期に知っておくべきことや、やるべきこと」を3回シリーズでお伝えしていきます。さあ、すぐにスタートしましょう!

決して特別ではないCA就職試験内容

「多くの女性が憧れるCAになるための試験なのだから、さぞかし難しい内容だろう」と考える志望者が多いのですが、実はエアラインの採用試験はごくごく一般的な内容なのです。

<日系大手航空会社のキャビンアテンダント採用試験の流れ>
1次選考 エントリーシート(ES)による選考
2次選考 集団面接試験(対面式の面接やグループディスカッション)
3次選考 集団面接試験 または 個人面接試験
最終選考 個人面接試験
※面接に並行し、筆記試験や英語筆記試験(資格証明書提出で免除可)、英会話試験、健康診断・体力検査などが実施される

上記がエアラインのCA採用試験と知らなければ、どれだけの人がそれとわかるでしょう。では次に、エントリーシート(ES)からもう少し詳しく2015年の採用試験の中身について見ていきましょう。

ESには、連絡先などの個人情報、外国語のスキル証明、留学経験(JALやANAのCAの場合半年以上の留学経験に限る)の記載欄があり、一般企業のESと同じく設問に回答する欄もあります。

「志望動機」や「自身のキャラクター、これまでに努力や挑戦してきたことを交えて自身のアピール」(ANACAのES)、また「これまで力を注いだことからの挑戦や学び」や「もっとも大切にしていること」、そして「志望理由とJALで実現したいこと」(JALCAのES)など内容もごくごく一般的です。

次ページ特別難易度が高くはない英語
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事