「駅」の訓読みは?
1. stationの語源はラテン語のstare(立つ)
2. 英語の「station」はサービス活動の公的な「拠点」「基地」を意味し、鉄道駅に限らず放送局や発電所などの呼称に広く用いられる
3. 鉄道駅は正確には「railway station」「train station」
4. 駅は和語ではなく漢語。「エキ」と読むのは音読みで、訓読みでは「うまや」と読まれることがある
5. 鉄道が発明される前から、中国や日本では街道に設けられた馬を乗り換えるための施設を「駅」と呼んでいた
6. 古代律令制の時代にはすでに街道に宿泊や馬を供給するための宿駅が誕生していたと考えられる
7. 鉄道導入当初は「station」の訳語が一定せず、「ステーション」「ステン所」「蒸気車会所」などの名で呼ばれた
8. 明治10年代以降は「停車場」という名称が一般に用いられるようになった
9. 「駅」が鉄道機関の施設を表す言葉として使われるようになったのは旧来の駅制度が廃止された明治20年代以降
10. 開業が最も古い駅は品川駅。1872年6月12日開業
11. 時計が一般に普及していなかった開業当初、列車の発車時刻を利用客に知らせるために太鼓が使われた
12. 開業の翌年には、駅では鐘、ホームでは駅員が振鈴を鳴らして発車を知らせるよう規定された
13. 列車の到着を知らせる構内放送を初めて導入したのは1923年の品川駅
14. 定期券が登場したのは1886年。新橋~横浜間で、6カ月定期で上等120円、中等80円
15. ターミナル駅は終着および交通の起点となる駅のこと
16. もともと英語のterminal station」とは頭端式ホーム(櫛形)でホームの先端が行き止まりになっている構造の駅を表す言葉だった
17. 日本全国の駅の数は9245駅(平成26年10月現在)
18. そのうち約3600駅が無人駅である
19. 現存する日本最古の駅舎は東海道線の旧長浜駅舎。1882(明治15)年に建築され、第1回鉄道記念物に指定
20. 現役で日本最古の駅舎は、1886(明治19)年の建物財産標が残っている武豊線の亀崎駅とされている
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