BMWの新7シリーズは「無人で駐車」できる

<動画>狭い駐車場での出し入れにピッタリ

ナレーションは英語です

ドイツの高級自動車メーカーBMWは、フラッグシップサルーン「7シリーズ」を6年ぶりにフルモデルチェンジした。6月10日、6代目となる新型7シリーズのワールドプレミアをおこなった。

この新しい7シリーズの数ある特徴の1つは、世界で初めてドライバーなしで駐車できることだ。

多くの自動車メーカーが、運転手を必要としない自動運転車の開発に取り組んでいる。その中でもBMWは先頭を行っており、今まさにその車を明らかにした。最新7シリーズは、ドライバーがいなくても、自ら駐車できる。ドライバーは、車の「駐車アシスタント」機能を有効にするために特別なキーフォブを使う。

ステレオカメラなどを搭載

BMWのイアン・ロバートソン取締役はミュンヘンでの発表の場で次のように説明した。「この車は、ステレオカメラ、レーダーなど、ガレージに駐車するためのさまざまな電子製品の技術を使用しています。そのため、ドライバーが運転しなくてもいいのです」。

自動運転車を開発する競争は熾烈である。アウディ、メルセデス、日産自動車が同様の技術の実験を行っている。

自動車雑誌Auto Express誌の編集者であるジェイムズ・バッチェラー氏は次のように言う。「とても印象的なものです。一連の技術に全てを任せてしまうのはやや戸惑いますが、1つのコンセプトとして、トータルパッケージとして、これはとてもよくできています」。

マッキンゼーの最新レポートによると、自動運転車は何十億ドルもの収入をもたらす。また、米国での自動車衝突事故を90%減らせるとも伝えている。

「自動運転の開発状況を見ていますと、まだ初期段階にあります。今後数か月、数年単位でみれば相当の進歩がみられるでしょう。そのため次の段階では現在ローンチされている車、これからローンチされる車が現れます。しかしながら、読書しながらの運転など、完全な自動運転という段階からはまだ程遠いでしょう」(BMWのロバートソン取締役)。

Googleは2009年にカリフォルニアで自動運転車の実験を始めた。「私たちは20年前を振り返って、『あなたは本当に自分で車を運転していたのですか、古臭いですね』と言う時代が来るでしょう。そうした状況になるのにいま抱えている唯一の問題はもちろん、こうした自動運転車の実験です。このニーズに対応するためには多くの法制度が必要ですが、まだ実施されていません」(バッチェラー氏)。

とはいえ決して安い技術はない。BMWの最新モデルの最低価格は8万ドル以上もするのだ。 

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